バブル時代普通にあった話 | プクッチ劇場

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ギャンブル魂の真実

 1980年後半から1990年代初頭にかけて、日本は空前の好景気を迎える。



 それは後に「バブル時代」と呼ばれるんやけど、バブルとは弾けて初めてわかるもの。

 当時の日本人は永遠にこの好景気が続くと錯覚してた。

 土地はずっと右肩上がりで、銀行は絶対に潰れない。

 そんな神話が出来上がっていた。


 しかしっ!



 世の中、そんなに甘くないんどすよ。

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              ギャンブル魂の真実


 当時の就職戦線は超売り手市場。



 三流大学出身でも就職に困るということはなかった。

 民間企業は青田買いの一環として、大学生が主催するイベントやサークルに積極的に協賛を行った。

 よって学生もリッチ。

 また、公務員を志望する学生が少なく、地方によっては「受験してください」と大学にお願いするところもあった。

 1991年の有効求人倍率は1.4倍、大卒に至っては2.86倍と空前の人手不足時代。

 しかし、急激な信用縮小、投機意欲の減退、日銀の急激な金融引き締めなどによって、お金の回転が鈍り、大蔵省の「土地関連融資の抑制について=(総量規制)」が達せられるに至ってバブルは崩壊。

 日本はその後、「失われた10年」を過ごし、景気が回復しかけた時にサブプライムショックが起こり、更に10数年の間日本は景気が停滞。

 未だに日本は景気後退期から逃れることができない。





 バブル時代、そういう背景があったから、新卒で入った新入社員のほうが1年2年先に入社してる先輩社員よりも給料が高いという逆転現象が起こった。



 プクッチが初めてもらったお給料の明細を見て、先輩社員がビックリしてたものや。

 でも、そういう先輩たちもボーナスが破格やったから、変な摩擦も起きんかった。

 人間というのはお金を持っていると、いろんなことに寛容になるんやね。


 そもそもバブル景気というのは何故に起こったのか?



 それは日米貿易において日本が大幅な黒字だったんで、米国は貿易赤字を減らすためにプラザ合意ということを行った。

 これによって円の価値が急騰して、外貨をいっぱい稼げるようになった。

 プラザ合意直後こそ円高不況という言葉が使われ、多くの中小企業が潰れるということになったけど、そこへルーブル合意も行われて、円の価値がどんどん高くなった。
 
 すると日本の一人勝ち状態になって、日本の景気は右肩上がりで回復。

 バブル時代が幕を開けた。

 バブルとは何も日本の景気循環の過程だけで起こったものではないということや。

 バブルが起こった遠因として、冷戦終結も多いも関係してる。

 冷戦の終結によって東側の安い労働力を手にすることが出来たことも日本の景気に貢献している。

 こうしたいろんな事情が絡み合って、日本は空前の金余り時代を経験することになる。

 その時代に生きた人にしかわからんと思うけど、あんな馬鹿な時代があったんやな。

 お金をお金とも思わない時代だった。


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 その当時、ベンツの総生産数のうち3割が日本で売れたという記録が残ってる。



 ロールスロイスやBMWもいっぱい走ってた。

 ポルシェなんかも相当見た。

 会社の接待費も湯水の如く使えた。

 その時、初めて何万円もするお肉を食べさせてもろたけど、高いお肉って口の中で溶けるんやね。

 今まで食べてた肉って何やったんや?と思うたで。

 営業にはメーカーの社員が付いてくるから昼食代はタダ。

 バブルって末端の人間にもいろんな恩恵を授けてくれた。

 お金を持ってる人はマンションを買っては売り、買っては売りを繰り返して資産を膨らませた。

 それはマンション双六とも言われた。

 投機熱は加熱していて年利5%くらいの金融商品なんていくらでもあった。

 お金を持ってる人ほどバブルを謳歌したはずや。


 しかし、そのバブルが弾けた時。




 大損こいたのもお金を持ってる人たちだった。

 あらゆる金融商品の値打ちが下がり、土地や株価も下落。

 そんなにお金を持ってない人たちでもローンで一戸建てを買ってしまった人は、その後の資産価格の暴落によって泣くに泣けない状態。

 多分、その時代にローンを組んだ人は今でもお金を払ってると思うけど、そんだけのお金があれば今では家が二軒くらい買えるで。

 後に米国でもサブプライムショックが起こるけど、どこの国の人間もやることは同じやね。

 土地転がし(米国では土地よりも家のほうが資産価値が高いから「家転がし」)でお金を儲けようなんて、いつか崩壊するのに決まってるのに、目の前にお金を儲けるチャンスがあると飛びついてしまうんや。

 でも、お金がいっぱいあったら、無駄に使ってしまうわな。

 お金って使うためにあるんだから、それを使わん手はないと思うわ。

 何に使うか?が問題になると思うけど。


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 日本がバブルを迎えた時、日本企業は多くの外国資産を買い漁った。

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 ロックフェラーセンター然り、ペブルビーチゴルフ場然り、インターコンチネンタル然り、コロムビア映画然り、ゴッホの絵画然り。
 
 しかし、それが今どうなったかというと、ほとんどが売り払ってる。

 それも買値よりも安い値段で手放してるんや。

 それだけ無駄にお金を使ったということ。

 じゃあ、日本人はバブル崩壊から何かを学んだか?というと、案外そうでもない。

 今、日銀は異次元金融緩和をやってるけども、本来緩和を行えばマネタリーベースが増えるはず。

 だから、マネーストックが増えて金利が下がる。

 しかし、実際にはマネーストックが増えてない。

 増えてないのに異次元緩和を続行してる。

 すると市場にお金がジャブジャブ流されてるのか?というと、これもそうでもない。

 銀行が持ってる国債を日銀が買って、代金は銀行が持ってる日銀の持ってる当座預金になる。

 これが現実。

 米国が金融の引き締めをしようかと言ってるのに、日本は未だに追加緩和をしようとしてる。

 この結果どうなるかというと円安によって貿易黒字は増えるが、対外的に見れば日本の資産は減っていることになる。

 なのにアベノミクスによって景気が上向いてきたなんていう論調はバブルの図式と同じ。

 円安を誘導して外国資本を呼び込んでも、日本の技術が安く買い叩かれる。

 それは長い目で見れば日本経済にとってマイナスになるわけや。

 今の時代も後になれば「円安バブル」と言われるかもしれん。

 多分、アベノミクスで景気は回復しない。

 元々、安部ちゃんは経済が苦手とされてる政治家やから、それを期待するのは酷かもね。

 いずれにしろ、今の景気回復感は幻である可能性が高い。

 上手い投資・投機話には気を付けるんやで。

 世の中、そんなに上手い話はないから。

 ほなな。



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