将棋の棋士 | プクッチ劇場

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ギャンブル魂の真実

 昨日10月12日、名古屋市ポートメッセで将棋のJT杯準決勝が行われた。



 対局者は渡辺明JT杯覇者VS三浦九段。

 今や将棋界は若手の台頭が激しくて、タイトル挑戦者も若い棋士が多い。

 そんな中でタイトルの牙城を守っているのが羽生4冠と渡辺棋王、郷田王将。

 羽生は棋聖戦、王位戦で若手の挑戦を退けた。

 王座戦もカド番まで追い込まれながら、第四局を勝って最終戦までもつれ込んだ。

 渡辺も竜王挑戦者に決定して、巻き返しを図る。


 でも、将棋のタイトルって。



 プロ棋士、たった150人(程度)の中で争われるものなんどすよ。

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 厳密に言うと、奨励会員、女流棋士、トップアマも参加出来るタイトル戦もあるから。



 実際は150人の中で争われるものではないんやけど、過去、プロ棋士以外が挑戦者になったことはない。

 プロ棋士は将棋のプロなんやから当たり前と言えば当たり前なんやけど、タイトル料は何千万。

 将棋ってよく考えたら、ただのゲームなんやな。

 そのゲームに強い人が何千万円ももらえるって何か不思議な職業。

 ツムツムで日本一になっても、誰もお金はくれんやろ?

 億万長者ゲームで世界一になっても、誰もお金はくれん。

 でも、将棋はもらえちゃうんやな。

 だから、プロ制度が成り立ってるわけやけど。





 勿論、他にもゲームが強いというだけで成り立ってる職業はあるで。



 碁やチェスがそうやし、麻雀だってそうや。

 ポーカーだってそうだし、個人FXトレーダーも大きくわければこの部類に入る。

 しかし、そうしたものと将棋の違いは?というと、将棋は日本古来の文化を守ってるという側面がある。

 古来と言うても、精々それを正確に遡れるのは織田信長以降の話なんやけど。

 4~500年前から始まったものを「日本古来の文化」と言われてもな。

 歌舞伎や落語も同じ程度の歴史しかないわけやから「日本古来の文化」というのは合ってるけど、じゃあ、今流行ってることが4~500年後に「日本古来の文化」と呼ばれるんかな?

 
 将棋も今のように実力制になったのは昭和に入ってのこと。(←名人戦が最も古いタイトル戦)



 今現在ある7大タイトルのうち6つが新聞社の主催するもの、残り1つも共同通信社が主催してるから、実質全てのタイトル戦は報道機関が資金を出してる。

 報道機関の庇護なしに将棋界は成り立たん。

 ここに現代将棋の不思議さがあるんやな。


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 日本将棋連盟は公益社団法人。



 公益社団法人とは、「公益を目的とする事業を行う法人」のこと。

 つまり、将棋を指すことは「公益の目的」になってるということや。

 公益社団法人は他にどんなものがあるかというと、東京都に絞っていえば「警視庁管内特殊暴力防止対策連合会」や「全国老人福祉協議会」、「地域医療振興協会」「調布市医師会」「豊島区歯科医師会」などなど。

 お役人の天下り先感がいっぱいの組織が多い。

 中には「日本愛玩協会」「フラワーデザイン協会」など、専門の知識を持ってない人お断りの法人もある。

 日本将棋連盟も常任理事はプロ棋士で占められてるから、門外漢お断りの組織。

 非常任理事にはサッカーの川淵三郎や経済同友会の岡野貞彦もいるから、多少の融通は利くとしても、お役人の天下り組織ではない。


 日本将棋連盟の主たる目的は「将棋の普及発展」。



 もっと詳しくいうと、「併せて国際親善の一翼を担い、人類文化の向上に寄与すること」。

 なんか凄いな。

 将棋を指すことによって「人類文化の向上」に役立ってるらしいで。

 つまりは、ただ単に強さを誇ってるわけではないということやね。

 勿論、弱かったら話にならんわけやけど。


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 今月号の「将棋世界」に叡王戦に出場した経緯というのが載っていた。

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 羽生・渡辺を除くトップ棋士が、どういう心境で叡王戦にエントリーしたか?を語ってくれてた。

 優勝すれば賞金がもらえるし、予選に出るだけでも将棋を指せばお金がもらえる。

 だから、ほとんどのプロは仕事だから参加してるわけやけど、トップ棋士は優勝すればソフトと対戦する義務がある。
 
 ここで負ければ失うものは多いわけで、それなりのリスクがある。

 森内や郷田がソフトに負ければ事件や。

 タイトルホルダーに匹敵する棋士がコンピューターに負けるということは、本来、あってはならないことやから。

 羽生・渡辺という将棋界のツートップが参加していないのも、実際に聞いたわけではないけど渡辺のブログによれば「含み」があったように書かれてた。→渡辺ブログ

 糸谷竜王は若手ゆえソフトに強いんではないかと思われてたけど、あっさり敗退したしな。

 日本古来の文化がソフトと対戦する。

 ここに違和感があるんやな。

 これも将棋を広めるための一環ですと言われればそれまでの話やけど、何かが違う気がするんやな。

 プロ棋士はその対局に何かを賭けてるわけやろ?

 お金以外にも「名誉」とか「意地」とか。

 でも、ソフトって負けたところで何にも失うものがないもんな。

 この異種格闘技戦にも似た対局にプロ棋士が参加する意味って何なんやろ?

 そもそも、プロ棋士がソフトに負けたらプロ棋士って必要なの?という話になる。

 将棋を広めるだけだったら、別に弱い人でもええもんな。

 将棋が強いだけでお金がもらえる。

 それがプロ棋士。

 しかし、その強いプロがコンピューターに負けたら?

 考えれば考えるほど、プロ棋士とは不思議な職業や。

 出来たら自分もなりたかった。

 毎日、将棋指して暮らしてればええだけやから。

 そんな甘い世界ではないとはわかっていつつも、憧れの職業や。

 ほなな。



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