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ギャンブル魂の真実

 ラグビーや映画がエンターテイメントなら、将棋も日本文化のエンターテイメント。



 頭脳の格闘戦とも言えるプロの将棋は見ていてエキサイトする。

 動きは地味(指先だけ)だが、将棋盤に指される一手一手に激しい感情がこもっていたりする。

 時にそこに感動が生まれたりする。

 だからこそ、ニコ生でも人気のコンテンツなのだ、将棋は。


 しかしやで?



 プロ棋士を見ていつも思うことなんやけど、この人たちの仕事って将棋を指すことやろ?

 それが仕事とは羨望と共に苦悩を感じるプッシュ。→
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               ギャンブル魂の真実


 今、叡王戦の予選が行われてる。



 叡王戦の予選は各段位ごとの勝ち抜き戦。

 八段なら八段同士、七段なら七段同士、同じ段位の人が戦って決勝トーナメントに駒を進める。

 だから、普段見ないような棋士も出てくる。

 こんな人居たの?と思う人でも、プロ棋士なんやな。

 例えば長沼五段とか。





 普通、予選って陽の目を見ない戦いやから、実際に観戦するってことはほとんどない。



 NHK杯も予選を通過しないことにはテレビに映らない。

 予選で負けてばかりのプロはその名前を聞くこともないし、棋譜を見る機会もない。

 勿論、新聞にその名前が出ることもない。

 タイトルを競うプロ棋士たちは華やかに見えるで。

 一流の旅館やホテルで将棋指してるんやから、豪勢な感じが満載。

 賞金も何千万と出るし。


 でも、末端の棋士って、どうしてるんやろ?



 40歳50歳になっても一度もB級に上がれない棋士。

 ずっとC級1組と2組を行ったり来たりしてる棋士。

 中には降級点が点いては消えるということを繰り返してる棋士もいる。

 30代にしてフリークラスに落ちてしまい、そのまま何年も抜け出せない棋士もいる。

 そういう棋士は対局も少ないし、副業で食ってくしかないんと違うか?

 それも今ではアマチュアとの力差がなくなりつつあるから、弱いプロ棋士と強いアマチュアでは強いアマチュアのほうが有難がられるかもしれん。


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 プロ棋士になるには、ほとんどの人が奨励会に入る。



 そこで年齢制限までの間に勝ち抜いて四段に昇格した人がプロになれる。

 年間4人という狭き門。

 早い子は小学生から、遅い子でも中学生には奨励会に入る。

 ずっとそこで将棋ばっかり指して、いつも勝った負けたを繰り返してる。

 それはプロになってからも同じ。

 勝てば収入が増えるし、タイトルにも挑戦できる。


 しかし、プロになったはええけど。



 そこで全然勝てなくなる人もいる。
 
 まだ若いうちはええで。

 何かのキッカケで急に強くなることもあるから。

 しかし、40歳代50歳代になったら、そこから強くなるのは難しいと思う。

 若い頃にタイトルに挑戦していた棋士も歳を取れば段々勝てんくなって、降級していくもんな。

 名人のタイトルを獲った加藤一二三九段だって、今ではC級。

 四冠を獲った谷川もB級。

 どんなに強い棋士でも歳をとると力が衰えてくる。

 じゃあ、そんなに強くない棋士は歳をとったらどうなるの?という話やけど、当然のことながら将棋が仕事というよりも趣味のような感じになるんやろね。


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 プロ棋士は大体150人くらいいるんやけど。

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 テレビや新聞で見る棋士というのは、その半分もない。

 棋士はフリークラスで15年勝ち抜けなかったら引退しないといけない。

 歳をとって引退するのはええけど、途中で将棋に対する情熱がなくなってしまう棋士もおるやろね。

 そういう人はひっそりと引退していくんやろか?

 栄光の影には、そうした棋士もいる。

 プロ野球選手でもいるもんな。

 知らぬ間に消えて行く選手。

 エンターテイメントとは、強者の頂点に立つことで成り立つものやないやろか。

 そのスポットは光の部分にしか当たらない。

 不断の努力があるから、エンターテイメントは輝くんや。

 持って生まれた才能と誰も見ていないところでの努力。

 それを兼ね備えたものがエンターテイメントを作り上げれるし、エンターテナーになれると思う。

 そう考えると、AKBジャンケンも立派なエンターテイメントか。

 たかがジャンケンやけど。

 (何の努力も必要ない)虚構のエンターテイメントとも言える。

 ほなな。



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