この本、見てみるともうすぐ東海地方にも地震が来るんと違うか？
うむ。
こんな時だから不安を煽るようなことは言いたくないが、東海地方というのはいつ地震が来てもおかしくない。
これは自分が子供の頃から、来る来ると言われていたことだ。
しかし、未だに来ていない。
この本に拠るとやな。
１８５４年に起こった安政東海地震以来、Ｍ６以上の地震って東海地方には起こってないことになるで？
平均１１２年置きに起こるとしたら、そろそろ来てもおかしくないやろ？
その本に拠れば１８５４年が最後の大地震になっているだろうが。
実は１９４４年にも東海は大震災に襲われている。
当時は戦時中だったので、軍部はその地震を徹底的に隠したという経緯があって、最後の東海地震というのは今から約７０年前ということになる。
しかし、東海地方は東海と南海にプレートが分かれていて、別々の地震に区別されているが、実際に被害が出るのは東海だろうと南海だろうと一緒だ。
そしてこの東海と南海が合わさった地震が来ると東海地方は壊滅的な打撃を受けると言われている。
南海地震も東海地震と定義すると最後の大地震が起こったのは１９４６年の昭和南海地震だ。
そうか。
ほんなら、まだ東海地方は安全ということか？
さにあらず。
東海地方に限らず日本というのは常に地震の危機があるのだ。
日本の面積というのは全大陸の僅か０．１％しかないというのに、Ｍ６以上の地震の１０％は日本及び日本近海で起きているのだ。
阪神大震災以降で言うのなら２０％以上という高い確率。
それは日本の地層が４つの地層からなっているという複雑な地殻の状況が影響しているわけだけども、日本というのは四方を海に囲まれた島国国家だ。
ゆえに地震によって起こる津波の被害が大きいのも特徴だ。
仮に今、東南海地震が起こり、今回の東北地震並みの震災に襲われれば、津波は名古屋駅周辺まで届くと言われている。
地震や津波以外にも台風や大雨、大雪、火山爆発など、日本は一言で言うと世界に類を見ない災害大国でもあるのだ。
何やと！
日本ってそんな国やったんか！
そうなんですか？と思った人はプッシュ。→
本来、地表というのは火山爆発で出来たものだ。
ゆえに陸地というのはゴツゴツの山が多い。
しかし、日本は度重なる地震によって平野が増えたとも言える。
地震に拠る津波が大地をなだらかにし、特に東海地方というのは地震が多かったんで土地が肥えたということもある。
東海地方だけの例を挙げれば６８４年の白鳳地震に始まってＭ６以上の地震は１３回も起こっている。
おおよそ１３００年の間に１３回もの地震に襲われているのだ。
自分がこの世に存在するようになってから一度もそうした大地震が来てないのは運が良いとも言える。
そうか。
まあ、たかだか５０年も生きてないわけやから運がええかどうか知らんけども。
しかし、東海地方に大地震が来たらえらいこっちゃな。
東海地方に大地震が来たら・・・。
東海地方は勿論だが、首都東京も相当なダメージを受ける。
今回の震災どころではない大騒ぎになるだろう。
何やと！
何でそんなことになるんや？
それはだ。
一つに富士山の影響がある。
地震によって富士山が爆発したら、風向きは東京だから火山灰は東京方面へと流れるのだ。
そしてもう一つの理由としては浜岡原子力発電所の存在だ。
今回の福島原発事故というのは風向きによって東京に被害が出るということはあまりないだろう。
しかし、浜岡原子力発電所から放射能が漏れれば、それは東京を直撃する。
東京はパニック状態に陥ること間違いなし。
原子力発電所は安全ですと言いつつ、何で東京周辺に作らないかというと、いくら安全と言っても今回の地震のように想定外のことが起これば安全でも何でもない。
あくまでも過去の経験から安全ですと言っているだけで、その言葉に嘘がないなら何故東京周辺に原発を作らないのだ？
答えは簡単。
原発は１００％安全というわけではないからだ。
と言っても、電力の３０％以上を原発に頼っている以上、原発は必要だ。
いや、毎年何千億の電源促進対策費を、太陽光発電、燃料電池、風力発電などに回せば原発は必要ないって意見もあるけど、原発って物凄く大きな利権が絡む国策の一環である以上仕方ない。
そして６４年に作成された原子炉立地審査指針では「大きな事故の誘引となるようなる事象が過去にも将来にも考えられない場所」というのが冒頭に書かれているが、それに最も相応しくない場所が浜岡であり、浜岡原発所なのだ。
全くの条文違反だが、利権が絡むと責任なんかはどうでも良くなるのが日本の政治システム。
で、原発というのは東京から離れた場所に作られるわけだが、その中でももっとも東京にとって危険な原発は静岡県にある浜岡原発なのだ。
そうか。
まあ、東京は海にも面してるし、人口も密集してるから地震が来たら危ないやろな。
何であんなところに首都があるんや？
もっと海から離れた場所にすればええんとちゃうんか？
その通りだ。
だから再三首都移転という話が出るのだ。
セント君っていうのも漢字にすればこうだろう。
遷都。
これも首都移転運動の一つだろう。
何やと！
こいつ、こんなおもろい顔しとって、そんな腹黒い使命をもったキャラやったんか？
驚いたで。
その程度で驚くな。
実は首都移転候補地に愛知県や岐阜県が挙げられている。
東京というのは実は地盤が非常に軟弱に出来ている（最も地盤が強いと言われているのが千代田区）。
そして平均２００年に一回は地震が起きる。
時代は既に航空機の時代であって、何も海の傍に首都を置く必要はこれっぽっちもない。
英国の保険会社によると、東京で災害が起こった場合、難民数４千万人、被害総額１８００兆円。
あんな危険な場所に首都機能を集中させている日本は間抜けと言われたも同然。
ドイツの保険会社も世界主要都市自然災害危険度数では東京を世界一危ない都市と言っている。
その倍率はＮＹの２００倍だ。
だが、首都であるということはいろいろな企業が集まってくるし、利権も大きい。
だから東京はオリンピックに立候補したりして、首都であることをアピールしている。
今更、東京でオリンピックやる必要なんてないのに、必死こいてオリンピック開催を誘致していたのはそういう事情もあるのだ。
もし、東京が首都でなくなったら収められる税金も減ってしまってただの一地方都市ということになる。
必死に東京は首都であることにしがみついているのだ。
だが、首都移転候補地である県もただ手を拱いているわけではない。
このセント君もそうだが、愛知県の場合、瀬戸市周辺であるのなら地盤も硬いし、震災後もすぐに復興出来ると言われている。
これに目をつけたのが、今ではメガバンクに吸収されてしまったが、東海地方では一大勢力を保っていた某銀行だ。
何で今頃愛知万博？と思った人も多いと思うが、あの辺の土地は全て某銀行に用地買収され、交通の便が悪いので愛知万博を開いてアクセスを容易にした。
愛知県は実は遷都構想を着々と進めている県でもあるのだ。
１９９９年に国会等移転審議会が「移転先は北東関東か東海」と答申した頃から、尾張名古屋は猛然と首都奪取を目指している。
これは信長、秀吉、家康、尾張三英傑でさえ成し遂げれなかった悲願であるが、考えてみれば名古屋は元々中京ベルト地帯のヘソであるし、政治力さえあれば首都第一候補でもある。
第二東名高速構想や中部国際空港など、名古屋は首都としての機能を着々と整えている。
愛知県が１９７４年に制定された大規模地震対策特別措置法で、最も大きな予算を獲得していることも首都候補の第一都市であることは間違いない。
東京都の猛烈な反発で首都移転構想は棚上げされているが、北東関東と東海だけは国会等移転審議会で候補に挙げられたので今尚首都移転の準備を進めているが、今回の地震によって北東関東はやや後退した感じだろう。
名古屋から総理の椅子を狙っている男がいるが、当然、彼もこのことを知っているだろうし、意識しているはずだ。
な・・・。
そんなことまで考えてたんか？
あの市長は！
しかしやで。
その話って、どう為替と関係あるんや？
・・・・。
知らん！
関係ねえじゃん？と思った人はプッシュ。→
大体、この小難しい相場に今入る必要があるのか？
日本国内はおろか世界中が大混乱の中にいるのに、どうやってこの相場を読みきれというのだ？
キウイなんて６０円割ってしまって、わけわからん状態だ。
オージーだって８０円割れ。
ちょっと前まで誰がこんな相場を予想したというのだ？
人生もそうだが、相場も一寸先は闇だ。
だからこそ、ＦＸにおいて必要なのは知識などではなくギャンダマだということになるのだ。
下手をすればこの日本の混乱に乗じてハゲタカファンド共は日本売りを敢行して日本を丸裸にしてしまう可能性だってある。
そのための円買い攻撃であるのなら、日本はそうした連中とも戦わなければならない。
当然、日本単独では前回の介入で見たとおり、無力だ。
そうなった場合、ホワイトナイトとして米国が立ち上がってくれれば良いが、米国が知らぬ振りを決め込むなら日本は最後の一手に出るしかない。
敵対的Ｍ＆Ａに対する焦土作戦と同じだ。
何やと！
何や、その最後の一手って？
それは・・・。
デフォルトと預金封鎖だ。
デフォルトに預金封鎖？
そんなこと出来るのか？
出来る。
実際にデフォルトは最近、ロシアがやっているし、預金封鎖だって昭和東南海地震の２年後に行われている。
よその国に根こそぎ持っていかれる前に、最低限の損失で食い止めようというのがこの作戦だ。
日本は国際的信用を失くすだろうが、時代は既に先進国だけで動く世界じゃない。
そんなことをすれば米国は怒るだろうが、そろそろ米国とは縁を切るチャンスだろう。
今回の地震災害による被害額が巨額な金額になれば日本財政は終わりだ。
残り４９２０７００円そうか。
まるで経済テロやな。
しかし、タイトルの世直しってどういう意味や？
そもそも自爆テロって日本の特攻から学んだものだろう？
日本という国は四方を海に囲まれていて、外敵というのがなかった。
ゆえに独自の文化が生まれたわけだが、もし、同じような政治がずっと続けば腐敗する。
では何故、そんな国なのに自浄作用が働いたのか？
日本の場合、大抵、地震をキッカケに大きな出来事が起こる。
１０９９年の康和南海地震では貴族政治が終焉し、１３６１年の正平地震では南北朝時代の争乱期、１４９８年の明応地震では全国各地で宗教一揆が起こった時期であり、１６０５年は関が原の戦いが終わって豊臣政権が瓦解した。
１７０７年の宝永地震ではお犬様将軍が腐敗と馬鹿政治を行っていた時期であり、１８５４年の安政地震はペリーの来航などがあって幕府瓦解、１９４４年の地震は日本が敗戦する前年。
鎖国していた時期も含めて大抵大きな地震というのは世の中が乱れている時期に起こる。
特に安政地震では攘夷志士達は幕府体制を批判する道具として使い、世直し地震、と称したものだ。
今の時代も、検察や司法、政治、治安といったものが不安定になっているだろう。
阪神大震災以降、日本の景気は一向に良くならない。
大きな地震を境に日本というのは世直しが行われてきたのだ。
今回の原発事故、官民の癒着、長引く不況、検察の信用失墜、増税増税と景気の悪い時期に馬鹿政治。
阪神大震災で露見したように手抜き工事バンバンの建物もいっぱいあるだろうから、直撃を食らえば東京は救いようがない。
これだって建築業と政治が癒着してるから、阪神大震災で責任を問われた建築会社ってほとんどないだろう。
日本の家の平均耐用期間が２６年なのに対して英国の家の平均耐用期間が７５年なのを比べると、如何に日本の建物が脆く、公共工事のほとんどが談合であるということへの害幣だ。
ある意味、後年になって、あの地震がキッカケだった、と言われる地震になりそうだ。
復興特需というような言葉を聞くけども、あれって結局は政府債務が膨らむだけで何の効果もない。
そもそも公共工事が景気を良くするなんていうのはデタラメだ。
国の経済が上向きであるのならそうしたインフラ整備は有効だが、景気が悪いからって公共工事に頼るのは国の借金を増やすだけ。
米国でのニューディール政策は成功したじゃないかという人もいるかもしれないが、それは日本教育に洗脳されてるだけ。
あんなものは族議員と土建屋が儲かるだけで、景気が良くなるわけがない。
米国の教科書を見ればニューディール政策は失敗だったと書いてあるから、米国人はそんなことは常識としてわかっている。
米国があの時、復活したのは戦争によってだ。
大きな地震が起これば国民は一体化する。
こうしたエネルギーが政を変えるパワーとなるのだ。
何やと！
・・・それは・・・凄い発想やけど・・・。
それって何度も言うて悪いけど為替に関係あるんか？
・・・・・。
知らん！
ＭＪが１０００通貨手数料を無料にするそうです。
何でこんなタイガーマスクに出てきたミスターノーみたいなのがＭＪのキャラなんでしょうか？
４月２日からは外為ジャパンに社名変更。
このアフィバナーが見れるのもあと僅か。
で、うちのブログも順位降下中やけど。
これも為替村の世直しの一環か？
・・・・。
知らん！
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