新NISAについての3回目です。
定期収入のない60歳以上でもやれるのなら
新NISAをやった方がいい、というのが前回まで。
それでは、新NISAの積立では何を選んだらいいのか?
ポイントは
①債券をいれるか、いれないか
②日本株の割合をどうするか
これは正解のない個人の好みの
問題だと思います。
積立投信の基本は、短期的には下がることも
あるだろうが、長期では上昇することを信じて
コツコツを積立を続けるというものです。
以下は藤四郎の見解ですが、投資の基本は自分で考えることです。
鵜呑みにせず、投資はすべて自己責任でお願いします。
A 預貯金が一定程度ある人は、国内債券をいれる必要はない。
B 日本の金利は今が最低。国内債券は今後値下がりする可能性が高い。
C 日本の金利が上昇すると、円高に振れる。海外資産は円高になると値下がりする。
D 長期投資は為替ヘッジはコストがかかるのでつけないほうがよい。
E 資産形成を目指すなら、分配金はない方がよい。
F 信託報酬は安いほどいい。
B、Cは今後の値動きを予想しないという長期積立の
基本姿勢に逆らうものです。
でも、自分としてはこれは自明だと思っているのと
毎年、新NISA枠を目一杯つかって5年で積立を終了する
ことを考えていますので、ある意味長期とはいえない姿勢です。
上記A~Fから導かれる結論は
①債券はいれない
②日本株100%
当面、日本株の投信で積立を行い、日本の金利が上がり
今の円高が修正されたら、日本株の投信を売って、空いた枠で
海外株を買うということにします。