映画「ファイト・クラブ」を見ました。
アマゾンのプライムビデオにありました。
「暇と退屈の倫理学」で紹介されていたのがきっかけです。
消費社会とそれに対する拒否とが陥る末路を
悲喜劇的な仕方で見事に描いた作品
藤四郎はまず原作から読みました。
ラスト15分くらい前まで、原作がほぼ忠実に映像化されています。
原作のエピソードのいくつかを省いて、すっきりさせて
反消費社会というメッセージも明確化されています。
タイラー・ダーデンはブラッド・ピットが演じています。
これがとても格好いい。
マーラ・シンガーはヘレナ・ボナム=カーター。
この人は「英国王のスピーチ」で王妃役でした。
今回は「あばずれ」役。
役者というのはこんな演じ分けができるのか、すごいと
思いました。
ハマる人はハマるのでしょう。
DVDはカルト的な人気があったということです。
ただ、映画館で彼女と見るのにはあまり適して
いなかったのではないかと思います。
もうひとつ、この本と映画のおかげでクラムチャウダーを
レストランで注文することができなくなりました。