恋運暦（Koiunreki)掲載のエッセイ

長い間、連載や原稿などを提供させていただいてきた、
占い雑誌恋運暦（Koiunreki) が、
現在発売中の4月号で、14年という長い歴史に一区切りつけることになりました。

もうどのくらいお世話になってきたのでしょう？？？
寂しいな…。
まだ駆け出しの頃から、暖かくご指導いただいた大切な雑誌です。

2010年の4月からは、
アラフォー留学記として、ロンドンでの日々の暮らしや雑感なども、
連載させていただきました。

こちらも、この4月号で最終回。

大好きだった占い雑誌が次々に姿を変えるのは寂しいことですが、
恋運暦は、
次号からは名前も内容も変わり、新しく生まれ変わるそうです。

終わりあるからこそ、始まりがある。
どんな未来が待っているのでしょう？
期待しています！！

拙筆ながら、これまでの恋運暦（Koiunreki)掲載の「アラフォー留学記」を、
オフィシャルサイト のEsseyにアップさせていただきました。
お時間あったら、ぜひ読んでみてください。

ご無沙汰しております。

今年のロンドンは暖冬です。
東京のほうが、きっとはるかに寒いでしょうに。

ところで、
1年以上ロンドンに住み、ようやく自分のペースがつかめるようになってきました。
「いったいどんだけかかってるんだ？」と突っ込まれそうですが、
今年になって、やっと自分の中に余裕を持てる時間が生まれました。
今までは、とにかく言葉を学ぶことに精いっぱいでしたから・・・。
「自分は、こんなに不器用だったのか？」と驚くくらい、
学校で学び、それでも追い付かず復習したいも、
毎日やることが山積みで追いつかず・・・。
ただ忙しさに追われ、せっかくの異国の生活を、楽しむ余裕すら持てなかった・・・。

だけど、
ここ最近、いろんなことを吸収する余裕が、自分の中にできてきました。

すでに、街の風景も、そこに住む人々も、ここにある暮らしそのものにも慣れてはいたけれど、
ほんのささいな日常の中だけど、ここでしか感じられないもの、味わえないことが、
本当にたくさんあるんですよね。

こうした、日常でありながら、日本人の私にとっては非日常である何かを、
もう少し掘り下げることができたら…。
今年は、きっと充実した1年になるに違いありません。

何度も3日坊主になっているブログではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

ロンドンから

日本のこと、
日本にいる家族や仲間のことを思うと、
ここにいることがうしろめたくなってきます。

今の自分にできることは何だろう？



ロンドンの三越で、
急きょ開かれた葉加瀬太郎さんのチャリティコンサート。
予想を超えた、あふれるほどの数の日本人が、そこに集まりました。
夕方にもかかわらず、小さな子ども連れの方も多く、
子どもを連れて街中に出てくることだけでも、大変でしょうに。。。
だけど、皆、日本のためにできる精いっぱいのこと、
したいんです。


葉加瀬太郎さんのそぼくな明るさに救われました。
悲しいけれど、
私たちは気持ちを強く持って、
遠いふるさとを応援しなければならないんだ。

渾身の力を振り絞った演奏に、
励まされました。
みんなの思いが、日本まで届きますように。