もちろん私の家ではありませんよ。


ホームステイしてた家です。



懐かしのこの家、しばらく売りに出されてたのが契約成立したと。

そうか。

複雑。

(*家の写真は許可得て載せてるよ)


イギリス人はライフスタイルに合わせて不動産を変えていく人が多い。

この家も息子達が出て行って広過ぎるから売却して

代わりに夫婦で住む豪華マンション含め新たに3軒購入予定。

売却価格は日本円にして11億ポーン(厳密にいうともうちょっと)



私は最初グローサリーに貼り出されてた上の家にステイしてた。

ロンドンは日本ほど治安が悪くないので、コロナ前にいた頃は、グローサリーやスーパーに自宅の電話番号やメアド書いた募集を各人貼り出してるのを見て日本でこれやったらどうなる?と思ってた。
実際に日本で民泊した外国人が監禁されたりレイプされたり事件になってますね。

と思ったら

相変わらず貼り出してる。

個人情報満載で。


上の家はウィンブルドンが修復中だった時に移った。
快適だったし、大家さんとも今も親しくさせてもらってるけど、残念ながら離婚で売りに出され、奥さんの親友の家に移ったのが今回売れた家。
後にリッチモンドは大好きになったけど、引っ越し当初はウィンブルドン恋しさに毎日493のバスに乗ってウィンブルドンの行きつけカフェや教会に帰ってたなあ。

まさか、こんなにリッチモンドの近所の人達が親切とは最初は知らなかったから。

部屋はもちろん広かったけど
それ以上に部屋についてる(オンスイート)このバスルームが好きだった。



東京の私の寝室(6畳)がすっぽり入る広さで

バスタブに浸かりながら、幸せかみしめてたあの頃




とにかく広かった。

私の部屋だけで20畳はあった。もっとかな?




朝起きてこの窓から眺める景色に

幸せを感じてた。




窓からの眺め

裏庭と通ってた教会の塔が見える。

ところで裏のレンガの家、すごくないですか?!

ホテルの大きさ、個人宅だそうだけど

私いらないわ。

貧乏人の僻みではなく、実はああいう家にホームステイした時、怖くて寝られなかったのだ。





可愛がってた飼い犬

こんな風に懐いてくれてたからニットはボロボロになった。


完璧なキッチンとダイニング



食事付きじゃないのに、たびたび出してくれた。

ローストチキン、ベイクドポテトにグレイビーソース、ヨークシャープディング

Very Englishなメニュー

美味しかったなあ。



食後は時々シャンパンやワインを出してくれて

「リビングにいらっしゃいよ。英語の勉強になるからお話ししようよ」と言ってくれた。

そして、上のようにアメリこっち向いてとよく写真を撮って自分の友達に「うちにいるツアーガイドのアメリ」と見せていた。

意図はわからないが笑


それにしても、

いやーごめんなさい。

完璧なクイーンズイングリッシュ相手に、私の英語力進歩なかったわ。


そして、ぶらぶらと散歩に出てた。

徒歩5分で下の環境





写真だけ見たら田舎だけど

サリーぎりぎりのリッチモンドは店やレストランの多い都会

贅沢なものより自然が好きな私にはあまり関係なかったけどね。


ちなみにリッチモンド駅から中心ウォータールー駅までは25分。

バスは夜中の1時まであるから、ロイヤルオペラハウスで拍手してから自分の部屋のベッドに着くまでが1時間以内だった。


私の人生の一番幸福な時期は、あの時か

添乗メイン時代だったかも?と最近思い出す。


この2月に売却成約

ここだけの話

寂しいよ・・・