昨日、私が出会った本物のお嬢様の話を書いたが
見聞きしてきた本物の上流階級のことも書きたい。
イギリス上流階級やトランプ大統領を差別主義者のように捉える人もいるが
一概に言えないのではないだろうか。
トランプの奥様はスロベニア人その両親は移民である。
イギリス王室の嫁達は
・長男チャールズ ダイアナ妃・・・両親離婚
中卒後成績悪く高校進学ならず
スイスのフィニッシングスクール
婚約の19歳当時保育園バイト
・次男アンドリュー セーラ妃・・・ 両親離婚
中卒後専門学校
・三男エドワード ソフィー妃・・・父親タイヤのセールスマン 中レベル高卒後専門学校
・ウィリアム王子 キャサリン妃・・両親元英国航空
ウィリアム王子とセントアンドリュース大学の同級生
・ヘンリー王子 メーガン妃・・アメリカ人女優
前夫と2年で離婚。
母親 アフリカン
義理の兄 逮捕歴
甥 逮捕歴
ご覧のとおり英王室は全く嫁のプロフィールにこだわりがない。
中流出身とタブロイドで叩かれたキャサリン妃だが
むしろ彼女一人だけが
日本の皇室基準だと許されるのではないか。
他は、論外だろう。
一般家庭でも頭かたい親なら歓迎しないかもしれない嫁たちである。
いくら貴族に学歴は必要ないといっても友人宅の家政婦だったダイアナ妃と同い年のTはよく語ってた。
「うちの父はポーランド移民だけど私高校ぐらい行ったわよ。」
その昔セーラ・ファーガソンとアンドリュー王子の婚約写真をホストファミリーから見せられた時は衝撃だった。
品のかけらもない仕草や振る舞いの印象だった。
赤毛のファギーの感想を聞かれ
思わずイーストエンダーみたいと言うと
ファミリーは上手いこと言うねと大喜びした。
こういう人。
ASDAの袋持ってハイヤー(リッチモンド やウィンブルドンの友人も子供達も絶対使わない挨拶)などと言いながら。
皆、人柄はよく楽しそうに生きてて
ロイヤルファミリーとイーストエンダーズどちらが幸せか
他人が決めることじゃない。
ただ疑問に思ってたのはイギリスには教養を重んじる家庭のエレガントで知的な女性がたくさんいるのに
何故ロイヤルファミリーはわざわざ次々と、あまりいなさそうな嫁ばかり
一体どこから見つけて来るのか
ということだった。(確かにセーラはフランス語を話すけど)
そして思いついた。
最近もだが、本物の上流階級は、自分達がグレートな存在なら嫁の肌が黒くても親類に犯罪者がいても大した問題ではないのだろうと。
対してリッチモンド あたりの別荘と馬は所有してるけど
中途半端な(本人達が言ってるんですよ!念のため)
クラスは子供をせっせと名門校へ送り
ともに親同士含めてスイスでスキーするような(友人家族は昨年そうした。)型にはまったライフと結婚を望む。
スロベニア人と結婚した人に会ったこともない。
テムズを越えてロンドン北部にさえ行きたがらないところがある。
よく口にする好きな場所は、自分達が住むサリー内、
ロンドンならフラムより南西限定、他ではバークシャー、ケント、デヴォン、オックスフォードなどが好きらしい。
それよりも大きな存在の人達は、何にもとらわれず何からも自由なんだろうなあ。
王族は細かいことにこだわらないと知った。
婚姻に関しても先々を予測しない。
結果、どういうことになろうとも。