ある時、ロンドンで親しくしてるイギリス人のショップ店員さんから

「うちの息子のジャパニーズワイフ
異常に家を散らかすのよ。
どこか悪いかもしれない。仲良くしてあげて。」

と言われ、ワイン手土産に遊びに行ったことがあった。

入ってみたら、ごく普通の日本人の
そこそこ散らかった室内。
かえって落ち着く。
日本ではおそらく汚いというカテゴリーには入らない状態。

が、イギリス人からしたら
病気かしら?と心配になるレベルらしい。
私たちからするとイギリス人の家のクリーンアップにかける情熱こそ
病気じゃないかと思えるのだが。
イギリスだけじゃない。
北欧、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア
スイス
一見ルーズなイタリア人も実はどの家もピカピカ。
アメリカ、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアしかり。
そう考えていくと確かに掃除魔じゃない日本の方が
世界基準からすると珍しいのかもしれないが。

とにかくイギリス人主婦
拭く、磨く、しまう、飾る。
一日中である。

以下、許可得て紹介させていただく。
ハウスツアーなどで来客に夫婦の寝室まで見せてしまうイタリアほどではないが
こうやってふいに訪れた私が写真を撮ることや
アップすることを全く嫌がらない。
いつ誰に見られてもいい状態

が基本らしい。
食器棚の扉は撮影用に開けさせてもらった。
慌ててきれいに片付けてないことは
今拭いてたペーパーが置かれてることでも
お分りいただけるかと思う。
ありの〜
ままの〜♪

J宅キッチンである。
過去サラとマキシン、T宅キッチンも紹介したが
そのたび、本当にいつもああなの?と大反響呼んできた英国キッチンシリーズ。

本当ですって!友人達も紹介して泊めてきたのだから。


収納アドバイザーじゃないですよ。
銀行に勤めながら息子三人育てた人です。
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引き出し開けると分別ゴミ
細かいけど、どこの家も守ってます。
手前グリーンバケツの生ゴミ、ビニールプラスチック
普通の紙、リサイクル、新聞と5種類に分けて。
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IHは6つ同時に煮炊き可能。
紅茶の種類が引き出しいっぱい。さすが英国。

日常使いの食器。
来客用は別の食器棚にディスプレイされてる。
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クリスマスカード飾ったり、別の部屋のツリー(こちらは本物)に水をやったり
育てたバジル摘んでパスタに最後の仕上げしたり。

よく働く。すごい。

私は自分がステイしたり訪れた家のイギリス人主婦しか知らないが
大なり小なり金持ち貧乏問わず
皆こんなだった。

それを見て、落ち込まないのは
私が人と自分を比べることや向上心(特にこの手の)を
放棄してしまってるからだと思う。

才能ないことで不毛な努力するよりも
できることをやる。
けど、こういう写真見ると参考にはなるよね。
だから友人達楽しみにしてくれてるんだと思う。

主婦じゃない私は
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パブのスコッチエッグでまったり。
暖炉の火て休まりますね。


少しも寒くないわ♪