今回テロ関連でクローズアップされてるが
これでさらに国の評価が下がってしまうのではないだろうか。

ブルージュなど本当に美しい町だが 
ヨーロッパの中ではベルギー出身というだけで
差別される傾向にある。
ご主人がブラッセルのEU本部赴任中に妊娠した友人は
子供の出生地がベルギーにならないよう
一時帰国して産んだぐらいなのだ。

しかし、残念ながらベルギーは
そう言われても仕方ない部分を添乗中感じることがある。
今回の事件でも露呈したように
この国もフランス同様ほとほと困らされてきた。
つまり警察がぼけた国なのだ。

春のオランダ・ベルギー(通称オラベル)
やベネルクス(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)ツアーでは
オランダ、ルクセンブルクという
経済の安定した比較的平和で豊かな国から地続きで
国境を越えてベルギーに入った途端に
あ、落ちたな
と分かる場面に多々遭遇するのである。

モレンベーク地区で8000万個の違法武器が
あると。
今まで何してたん?と
日本の方は思われるでしょう。

が、これが
繰り返し私がブログで訴えてるその国の
イコール警察レベルだと私は思ってる。

小さなこと(でもないか)でいうと
フランス、イタリアの空港で
ツアーのお客様のスーツケースから空港職員が
物を盗み続けること20年

私が新人時代から
空港職員を調べてくれと訴え続けて
隠しカメラで逮捕してもらえるまで
実に20年かかったのである。

テロと関係ないようだが大きく関係ある。
フランス、イタリア、ベルギーなど
平素からスリさえ捕まえられない国の警察が
テロ犯人からツーリストを守ることは容易でないと思えるのだ。

三人集まって「今日は誰をナンパしようか。
日本女性は誘えば必ずやらせてくれるから。」と
笑ってた警官たち。

声を大にして叫びたかった。

働け!

この間未然にテロを防いだのは
休暇中のアメリカ人だった。
この人がたまたまヨーロッパに来てなかったら?
パリの惨事ですまなかったかもしれない。

心から思う。

は た ら け!