ローマ法王が他人の宗教を侮辱してはならないと
言われましたね。
私もそう思います。

子供が最初に親から教わることの一つが
「人の嫌がることをしてはいけません。」
ではないでしょうか。
少なくとも私はそうでした。
気付かずやってしまったなら
相手を怒らせた時点でやめればいいと私は思います。

一方、より深く感じ入ったことも。
イギリスではエリザベス女王やチャールズ皇太子はじめ
ロイヤルファミリーがたびたび面白おかしく風刺画にされている。
彼らはきっとやめてほしいと思ってるに違いない。
では腹が立つからといって作者や出版社を罰するかというと
彼らは決して自分達の力を使って相手を打ちのめしたりはしませんね。
日本の政治家もスポーツ紙の夕刊にドブネズミとまで書かれても
じゃあ気に入らないから殺しましょうとはならない。
司法の力で名誉毀損に訴えて出ます。

血の気が多いか少ないかのDNA だけではない
改めて教育の大切さを実感させられる。

それからいろんな国で罪のないイスラム教徒たちの店まで被害に遭ってるようだけど
とりあえずうちの近所では
相変わらず彼ら経営のグローサリーで皆買い物しています。
いろんな価値観がある。テロリストと十把一絡げにしてはいけない
他者を許し受け入れる寛容なスタンス
これも教育の結果なのでしょう。
あくまでうちの近所の話です。
ただ店主は、イギリス以外ではやっていけない
と親戚からの話をする。

そこそこ繁盛してる店内を見渡しながら
「ずっとこうだといいね」
いつもの雑談で話すと、店主が涙を浮かべて
これ好きだろ?と
いつも私が買ってるチョコアイスを一本くれました。
切ない。