ネイバーたちは、自分達の親ぐらいまでのイギリスの食生活は
理にかなってたと言う。
イングリッシュブレックファーストという言葉が一般化してるように
朝にしっかり栄養を摂るというもの。

ベーコンエッグ(焼き方まで聞く)、ビーンズ、フライトマトにマッシュルーム、ポテト、薄切りトースト、オレンジジュース、
ミルクティーまたはコーヒー

お昼兼おやつ、もしくはおやつ兼夕食に
サンドイッチやスコーンのアフタヌーンティー

夜はゆで野菜などのコールドミール


と夜になるほど軽くなっていき胃に優しいライフスタイルだったらしい。
確かに30年前、私がウィンブルドンでホームステイした家はほぼそのとおりだった。
当時の私は和食が恋しくて泣きそうになったものです。

しかし、この食生活のせいか英国紳士や女性に肥った人はそういなかったという。

今でもテレビで見るような肥った人はイーストにでも行かない限り
いそうでなかなか見当たらない。
地域により集中してるらしい。
近所のスーパーで周りをみわたして
一番のメタボは自分だったことの情けなさ。

これはイタリアツアー中もお客様からよく聞かれる。
意外と皆、小柄で細いですねと。
そのとおりで
迫力あるイタリアンマンマは南部の人というイメージ。

でも、いくら健康的でも
私は朝からベーコンエッグなど油こいものを受け付けない。
で、好きなものを買ってきて食べてるが
これがもう美味しくて美味しくて(≧▽≦)



日本で時々お取り寄せで贅沢してる
絞ったオレンジ100%のジュース
ここでは安いから毎朝飲める。
マークス&スペンサーのこれ一本に16個のオレンジが絞られてると書かれたジュース。
一度飲んだら病みつき。
紅茶は深い味で言うまでもなく。
生ハムをトーストしてない食パンに乗せ、オリーブオイルをかけてまず一枚。
こちらの生ハムに慣れた2歳のお子さんが日本でお祖母ちゃんが作ったピンクのハムサンドをペッと吐き出したと
お母様が
うちの子、グルメになっちゃったーと苦笑いしてらしたけど
イギリスでグルメになるなんて昔は考えられなかった。


で、食パンがまた、しっかりパンの味がする。
私は日本ではドゥマゴのパンドゥミと新食感宣言しか食べないけど
こちらではwaitroseとマークスでホワイトを選べばはずれなし。

野菜は新鮮で安い。
特にトマト、セロリ、マッシュルーム。



セロリはこの束で半額69p,waitrose は高級スーパーと言われるけど
値引きの気前がよくこれも100円ぐらい。
マッシュルームもオーガニックでこの量が200円。

この間、駐在員の友人がこちらのトマトやセロリ、マッシュルームをパンパンにスーツケースに詰め込んで帰国してたけど
成田でよく見つからなかったね。



二枚目のパンは焼いてマーマレードジャム
とホイップクリームでいただいてます。
ジャムもイギリスの方が美味しいよ。
同じEU なので、このスペイン産セビリアオレンジマーマレード(ピール入り)が
60ペンス(100円ぐらい)なのです。
砂糖の甘さよりオレンジの自然な甘さとほどよい苦み
バターを食べられない私の強い味方ホイップクリームも
軽くて甘くなくて優れもの。
前回私も帰国時5本買って帰りました。
東京で近所の成城石井にもあるけど高くて、私にとっては贅沢品、
このホイップクリームよく日本の友人に頼まれます。




果物は絶対にイギリスが安くて美味しい!
リンゴはスーパーの売り場に
ピンクレデイやジャジーなど10種類が並びますが
このイギリス産コックスは青森や長野から取り寄せてるリンゴと
同じぐらい瑞々しくて美味しいですよ。
Waitrose で一個20ペンス(35円)。

とにかく毎日美味しいものを食べてるので
食生活はこちらにいる時の方が恵まれてるかな。

セロリやトマト、果物など好物が全て安価で美味しいのはラッキーv(^-^)v
うちの母のように、ほうれん草や大根、豆腐、海藻が好きなドメステイック人間にとっては
きついかもしれない。


何が好きかで
その国の印象は変わりますね。