今更ですが、ウクライナ上空で親ロシア軍の誤爆(もはや言い逃れは
できないでしょう。)によって失われた尊い命の冥福を
祈ってやみません。
しばらくは考えたくなくて現実逃避してました。
私は同日同スキポール空港から、6時間前のフライトで帰国しました。
あの日、同じラウンジにいた人達の中には
もうこの世にいない人もいたかもしれません。

オランダという紛争や戦闘という物騒な文字から
最もかけ離れた平和な国の人々
それ以外の国の一般の人々、多くの子供たち
エイズ研究の権威、病に苦しむ人々の救世主となるかもしれなかった
政治色のない研究者たち。
国際会議への出席、身内との再会、バカンスの楽しみ、
夢、希望、情熱、生きる喜び・・・
無知な素人(まともな軍人がフィートと、
あの特徴あるマレーシア機を軍機と間違えるか?)
が打ち放った一撃で飛び散りました。
つい数ヶ月前に行方不明となったまま機体が発見されてないマレーシア航空です。
その航空会社を避けることもなく選び、おそらくは応援したいという
気持ちさえ持った善良な人達ではなかったでしょうか。

誤爆の後の会話が世界に披露された。
親ロシア軍兵士「ちくしょう!民間機だった。」
・・・悪魔を土に埋めたいと一瞬思った。
二度と地上に上がってこれないように。

その後もみえすいた証拠隠滅を図り、ご遺体さえ勝手に運び出してる
親ロシア軍。
私が遺族なら悪魔に亡骸を触れられたくないと思う。


もうね
これ言うと乱暴と取られるかもしれないけれど
遠い地の果ての無人島を一つ買い取って、世界中の血の気の多い戦争好き全部集めて
ハンガーゲームのように、最後の一人になるまで
好きなだけ戦わせてはどうだろうかと思う。
今回に限らず、ずっと思ってきた。
気のすむまで同類だけでやりなさいと。

そうすれば、少なくとも無関係な人々の命が犠牲になることはないでしょう。
やりたい人だけやればいいのだ。
しかし、やりたくない人はやりたくないのだ。
人を殺すより、愛する人たちと普通の生活を送りたいのだ。
素晴らしい人生が、それぞれにあったはずなのだ。

世界中、今このニュースで一色のはず。
私も仕事柄、より詳細を知りたいと思うのだが、
チャンネルをまわしても、相変わらずお笑い番組と、
歌も踊りも下手な若い女の子達しか出てこない。
ため息は嫌いだけど
ため息も、涙も出る夜です。