今日、ツアコン友達とお茶を飲んで楽しいひとときを過ごしてきました。
彼女によると、最近、某社イタリアツアーでは毎日バスが変わるという。
通常は、ミラノやローマの大都市はともかく、間は同じバスを使い続ける。
お客様達もドライバーと仲良くなれるし、車内で忘れ物をしても(すごく多い!)
翌日自分の手に戻るから安心なのに。
なぜ?

理由は、ツアコンがドライバーとできてしまうことを防止するためらしい。

ええええ?!

確かに聞いたことがあります。
イタリア人やドイツ人ドライバーに引っかかる(こう表現される)ツアコンがいるという話。
別にどんな職業の人を好きになろうと自由だけど
普通は考えられないし、直接の知り合いにもいない。

失業率の高いイタリアにおいて
ドライバーは有名大学を出ていたり、良い家柄出身も珍しくない。
収入的にも安定しており、セカンドハウスを持ってたりする。

しかし

ドライバーですよ( ̄□ ̄;)

添乗中ですよ( ̄□ ̄;)!!

気の毒というか自業自得というか・・・
結果として現地ガイドやドライバー仲間の間で実名を上げて笑い者になり
ツアコン間でも、頭が悪いなどとレッテルを貼られている。
ツアコンは普段お互いを悪く言うことがないのに残念。
私は、ドライバーからあるツアコンさんが彼に送った写メを見せられ
「ほら、彼女とOOホテルで寝たんだ」などと自慢され、
この男を心から軽蔑したことがあった。

今回私が5日間仕事を共にしたドライバーの人柄は素晴らしく
一等地に家を持っている。
私は、彼氏募集中のローマ在住女性にこのドライバーをすすめた。
しかし、断られた。
これが現実である。

しかしツアコン以外にも、日本人女性の中には、国に関係なく
とにかく外国人でさえあれば、という人がいる。
私は、長くツアコンをしてる割には、付き合ってきた男性はほとんど日本人だったが、
ジュネーヴ大学の同級生アメリカ人とお付き合いしたことや
過去にはイギリス人もいた。
つまり、話が合えば国籍は関係ない方なので
何がなんでも外国人でなければ気がすまないという人は理解できない。

添乗中、お客様が外国人男性を見てキャーキャー騒いだり、
写真一緒に撮って下さいと相手(注:一般人)を困惑させたり
ひどいのになると夜帰って来なかったりするのを情けない思いで見てきた。
イタリア在住日本人のエッセイに登場するイタリア人男性も
仲間内で、ナンパしたら「ほぼやらせてくれる」(許せない!)
日本人女性のことをむしろ不思議がっている。
「こんなに尻軽いとは思わなかった。」と。
ちなみに、いっけん軽そうなイタリア人女性は実はそうでもないとのこと。

日本に行けば、どんな男でもモテル

という噂に踊らされて成田に降り立つ男達、
ミラノのギャラリア前で、スリにも目を光らせず
「今日はどの日本人を引っかけようかな」
「誘えば必ずついて来るからな」と、私の後ろで会話してた警官二人・・・

・・・・
・・・・

日本人女性の皆さん
もう、みっともない真似はやめましょう。
自分を大切にしてね。

愛し合い、幸せな結婚をするなら、それに越したことはないでしょう。
愛を貫いて世界の秘境に暮らす日本人嫁の話は感動ものですが
それとは異なり、
ただ、夜のクラブなどでフリーターのような男性に捕まって
経済的に苦労してる日本人女性がたくさんいるんですよ~

私も現状からすると、外国に嫁ぐことになる可能性がなくもない。
もちろん仕事をやめる気はないが、基本的には
やはり男性が女性を養うものであると思っています。

バブル期に日本人女性の経済力をアテにして結婚したがる
外人男性が少なからずいて
私はいつも若い女子大生ツアーなどで
こうアドバイスしてきた。
「たとえ働く気満々であっても、相手には
専業主婦になるけど養ってくれる?と聞いてみて下さい。
それでもいいと言われたら、その愛は本物です。」

しかし、アドバイスは生かされず
お客様の中には職業不詳の男性と結婚してしまった女の子もいて
今は二人の子供のお母さん。
現地ガイドとして懸命に働きながら、子供の学費を捻出している。
彼女のガイドとしての一週間分の収入と夫の月収が同じ。
私は添乗のたびにせっせと日本食を運んでる。
若気の至りの結果は、あまりに厳しいけれど
ここまで頑張ってきたなら、ある意味、これも本物の愛かもしれない。

いろいろ
様々
あるけれど

とにかく
日本人女性の名誉を回復したい
と強く願う
今はそれだけ。