イギリスで三カ月間、安穏と過ごした後の人間が
突然過酷な地で厳しい状況に適応できるのかどうか
はっきりいって自信がない。
ところへもってきて

今テレビでバリ・オペラ座前の日本人たちに
インタビューしてる。
いきなり、卒業旅行の女子大生四人組
「つらいです~…」
インタビュアー「どうしたんですか?」
「携帯盗まれましたあ~
・・・初日だそうです。

思わず、画面に向かって叫びましたね。
バカ!!!

ああ、憂鬱~(>_<)
十日から、まさしく女子大生パリ研修旅行に
添乗することになってる。
今回も守りきれるかどうか。

英国のように
ボンヤリ感動に浸るなんてことを
フランスやイタリアでしてたら、身ぐるみはがされる。
この二つの国は、際立って日本人被害者が多い。
チェコやハンガリーはじめとする東欧も多発してるが
国民の悪さにかけては、まだまだ他国の追随を許さない。

普通の店で普通に買い物しても
お釣りがちゃんと返ってこない伊仏では
永住組でさえ、聞けば平均3回は盗難にあい車を盗まれている。

私は永住は断固拒否だけど
フランスの風土は愛してる。フランスは、国は素晴らしいもの。
(その素晴らしい国を作ったのも国民だけど)
ロンドンで駐在員の方達と食事した時
皆さん口をそろえて、「パリが汚い」「汚くてびっくりした」
とおっしゃることに、私の方がびっくりした。

たとえゴミや犬のふんが落ちていても、パリはやっぱり花の都キラキラだから。

どんなにロンドンが敬意の対象に値する国でも
あらゆる分野で抜きん出ていても
「花の都」という形容詞が似つかわしいのは
パリフランス国旗のような気がする。

それだけに残念でならない。

日本人がこれほど被害にあってなければ
私は、イタリアやフランスをもっと好きでいられただろうな。
これらの国は犯罪を移民のせいにしてはいけない。
移民はイギリスの方がはるかに多いし、もっと貧しい国でも
他人を騙さず一生懸命毎日を生きてる民の国も
地球上にはたくさんある。

教育と
DNAと
警察が仕事をしてるかどうか。
(シチリアの教師マリステッラ「教師のせいにされたくない。」)

そのイタリアにも、フランスの後、添乗です。

どうしたら無事に全員帰国させられるか

・・・また眉間にシワが・・・。

エステ、ネット予約しますわ。