留学時代から不思議だった。
ロンドンでは、他業種の賃金の低さに比べ
ナニーやベビーシッターの給与が
やたらと高いのだ。

周りの友人たちバンカーなど金融勤めの
彼らの給与はこれまた日本と比べ
異常に高いから、比較には意味を持たないが
TIMESのこの記事によると
ナニーの平均年収は、35000ポンド
(現在のレートで約600万円)
これは、イギリス人女性にとって高収入の部類といえるそう。
テンポラリーのアルバイトナニーでさえ、ネットでの募集時給は平均10ポンド、
意外に入ることが難しいと言われる STARBUCKSでさえ7ポンドなのに、です。

金額だけではない。
ポジションとしても、ロンドンのタクシードライバー同様
ランクが上であることを、広告関係から聞いた。
先日ベビーシッターをしてると怒ってたモト彼に見せたいわ。
どーでもいいけど。

しかし、大切なお子さんの人格形成に影響するとはいえ
何を基準に、ここまで厚遇されるのか。
嬉しいが分からない。
住み込みでナニーをなさってた方も
執事や他の使用人たちとは別に
主人たちと食事を取ると言ってらした。
(子供が寝ていても)

そしてさらに、このTIMESで書かれているのはナニーの高齢化とその効用。


プリンスジョージのナニーは、71才とか。
勇気出るわ~♪

ちなみに、ナニーとベビーシッターの違いはナニーの方が、より責任を伴う。
私はナニー募集で行ったが
どちらでもいいので、ベビーシッターと名乗っている。
職種に貴賤なし。
赤ちゃんさえ、みられたらそれでHappy 音譜

その上、素敵ママたちは、このように
美味しい食事やおやつを用意して下さいます。

右から
赤ちゃんの食事
私のランチ
私のおやつ

二人の子供がいて、下の子は0歳
家は4LDK200平米でピカピカI
クリーナーなしでここまできれいだとは、いつも驚かされます。

毎回日本の食材を手に入れては
和食を作っておいて下さるのも嬉しい。
この手作りいなり寿司絶品でした。
味噌汁も食べる直前にお湯を入れた方が
作りおきより美味しいから
という気配りぶり。
おやつも日本のお煎餅、お茶は玉露でした。

素敵な人の話ばかり書くけど
そんな人ばかりじゃないでしょ
と聞かれたことがある。

ありましたよ。
過去に一度だけランチが用意されてない家庭が。
でも雇い主の悪口ブログで書いてどうするの?
素敵ママのハッピーな話だけで充分v(^-^)v

アンパンマンの歌が好きでした。

何が君の幸せ
何をして喜ぶ
分からないまま終わる
そんなのはいやだ

ツアーコンダクターになって
この歌の意味をかみしめた。
今また実感として生きている。

自分に子供がいないなら
よその子を可愛がればいい
そこへたどり着けたことに、神に感謝する
この頃。