セントジョンズウッド教会で開かれた
クリスマスコンサートに
セントジョンズウッド在住の友達と行ってきました。

私も日本で合唱団にいたこともあって
とても楽しみにしていました。
そして、本当に行ってよかった!
そう思える三時間でした。

合唱の方々はもちろんですが
ソリスト、特にソプラノとメゾソプラノは
教会に相応しい天使のクリスタルボイス!
友達と、ロイヤルアカデミー出身かな
などと感動しきりでした。


左側の女性二名。




ただ、残念でならないのは
素晴らしい歌声が、コンサートの間じゅう
子供(赤ちゃんや二、三才の乳幼児数名)
の声で台無しにされてしまってたことです。

乳幼児をこの時間帯につれてきて会場の中にいることに
まず、ビックリしました。
夜5時から8時にかけてですよ。

客席は、日英半々でしたが
やはり
英国人の母親はこのような非常識はしませんね。
前の週に別の教会コンサートで会った
英国人の知人に子供は誰がみてるのかと聞いたら
「もちろんベビーシッターよ。
けちるところじゃないでしょう。
夕食食べさせて寝かせる時間帯に
肌寒い教会で、二歳の子供に三時間座ってメサイア聴きなさい
というのは拷問じゃない?
他の人もコンサートを邪魔されて不幸
誰がハッピーなの?
私、クリスチャンよ。」とオチャメに笑う若いママ。

説得力あるな、と感心したところだったのです。
木曜日、リッチモンドのカフェで友達のアンドレアと会った時も同様。
アリシアは?つれてきてよかったのに。
という私に
彼女はキッパリと「No .他のお客さんにも店にも迷惑。
あなたとの会話を遮ったら、あなたにも失礼。
何より、アリシアも退屈して我慢させることになる。
家でベビーシッターに思いきり遊んでもらう方がハッピーなのよ。」
と、ここでも、ハッピーという言葉が使われた。

前述の人もそうだけど
彼女たちは万人に気配りしつつ
実は我が子のことを一番に考えてる。
そこに感動する。

保育園勤務の立場から言わせて頂くと
教会という楽しくもない場所で、眠気と闘いながら
シーッと言われ続けた乳幼児たち
かわいそう過ぎる(T_T)
彼らの身にもなってみて。




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