五つ目に訪れたのはコートールド。
貴族のコレクションが寄贈されて創設されたこの美術館は
建物じたいがエレガントです。
 

日本の方にはあまり知られていませんが
これらを見ずして帰国するのは、あまりに惜しいような気がします。


大好きなピサロも、さりげなく並んでいます!


デューラー展開催中にあたり
思わずキャ(≧▽≦)と喜んでしまう。



最後は、テートモダンへ。(二階テラスからの眺め)
ピカソ、マティスなど、近代作品中心です。
私がピカソの良さが分かるようになったのは、ここ数年のこと
やはり特異な才能なのですね。




見終わった後は、目の前のミレニアムブリッジをわたってセントポール寺院へ。
風が気持ちいい(^O^)/

以上、ヴィクトリア・アルバート、大英博物館、ナショナルギャラリー
テートブリテン、コートールド、テートモダン
六つの博物館&美術館で感動胸いっぱい!
驚くのは、これらがコートールド以外全て無料であるという事実です。

「そりゃあ他国を侵略した時の略奪品だからだよ」と
知ったかぶり中年男性(恥ずかしい)の声が聞こえましたが
テートブリテンの作品はじめヴィクトリア・アルバートなど
ほとんど自国作品のところも全て無料であることは知らない模様。
それに、オランダ、フランス、スペイン、ポルトガル、ドイツ
イタリア、オーストリアなど
長い歴史の中でお互い侵略したりされたりを繰り返して
美術品が国境を越えてきたヨーロッパの中で
どこの国が美術館を入場無料にしてるでしょうか。
ここに自分が英国に魅かれ続ける答えの一つがあるように思える。
それに、無料であっても寄付の箱は置かれており
会社帰りにふらりと立ち寄ってるサラリーマンなど、お札を入れてる人を
何人も見かけました。
私のお客さまも「これだけ見せてもらったんだから」と相応の金額を
寄付してらっしゃいました。
  あらためて品性を感じました

芸術の秋フィナーレは、
ロイヤルオペラハウスでのバレエ「ロメオとジュリエット」鑑賞でしめくくり。
至福のロンドンツアーでした。









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