日没が早いこともあって
毎日子供並みの時間に眠くなり、たっぷり眠った後
目覚めた時が起きる時
という原始的で至福な毎日を満喫していますが

ここ二日ほど、夜のお出かけが続きました。
一昨日は、クリスマスシーズン恒例のバレエ Nutcracker 「クルミ割り人形」を
コヴェントガーデンことロイヤルオペラハウスで観てきました。
 
英国ロイヤルバレエの本拠地です。
私にとって、毎年どこの国にいても、日本にいる時も
「くるみ」見ずして年を越せないというほど大切にしてる行事。
添乗中と違って、一番安い席で楽しみました。十分(^-^)/

そして、昨夜は
友だちの娘ステファニーの学校で開かれたコンサートに
行ってきました。
この学校は、女子高なのに、英国有数の学力だそうです。
弟くんの通う男子部より上だとか。頑張れ!男子。

 
Sの所属するオケレベル、特に弦楽器はプロ顔負けと
思えるほど。納得したのが、イギリス人以外では
韓国に次いで中国、日本など
教育熱心なアジア系の顔が多く見えるのです。
インドや中東系にも、事業に成功してたり、医者や大学教授に
なってる人もいるのに、この女子高には白人とアジア系しかいません。
やっぱり、女の子には学問はいらないと思ってるからかな。
 
パイプオルガンに歴史を感じます。中高内とは思えない。

 
Sも弟くんも、Jさんの期待にこたえて、
スポーツや音楽に長けた人へと成長しています。
Jさんも勉強ばかりを望んでいない。
・・・んだけど、いまどき、年頃の子供に
これほどお行儀などガミガミ言う母親を、私は知らない。
本人に言うと、笑ってましたけどね。

何がすごいって
(以下S談)
Sの同級生の父親は、世界的に有名な銀行のCEOであり
Jさんにとって、夫の上司にあたる。

父兄会で、ボスを前に「イエスサー」「イエスサー」と舞い上がる夫に
Jさん「こんなところで何ペコペコしてんのよ!」

まぁ、普通に考えたら
「主人がお世話になってます。」と一緒になって頭を下げるところですが
この、相手を選ばず、ひるまない、毅然としたところが
Jさんのカッコいい生き方。
私達日本人女性に勇気を与えてくれますね。

と言ったら
英国在住30年の男性が
「何言ってるの。日本人の奥さんの強さは有名なんだよ。
ヨーロッパの女性は、セーター一枚買うのも夫の許可をもらうのに
日本人の奥さんは、自由に夫のお金を使う世界で唯一の存在
と言われてるんだよ。」

確かに、私も、外国でよく聞かれるのです。
なぜ、おばちゃんだけで海外旅行に来てるのか。
自分たちは、そんなことは許されない。
夫が会社に行ってる時に・・・なんてことを
フランスでもドイツでも聞かれたな。
見かけではないんですね~。