九州(南)のCMを紹介したので、

東北のことも書かせて下さいまし(^-^)/

今年の震災直後、自分の被災経験から、何をしてもらうと助かるかを

私なりに考え、現地の人に早く日常が戻るといいな、と

お客様の例年の京都旅行を東北へとおすすめしてみました。

東北の桜もきれいですよと。

不謹慎じゃないかと思われるかな、と思ったのですが

営業しないと生活がなりたたない、雇用してる被災地の人を解雇せざるをえない

ところもあるのです。

数十人の賛同頂いた方達が宮城某地へと旅立って下さり、

「きれいやったよ~」と有難いお電話とお手紙も頂きました。

そして、今月になって

見知らぬお名前の方から一通のお手紙を頂きました。

詳しく書くとご迷惑がかかるかもしれないので控えますが

あるお商売を営んでる方から「送客ありがとうございました」と

感謝を綴った内容でした。

ここに限らず、各営業は、必ず「誰から聞いて来たか」

「添乗員の名前は?」と聞きます。

私のお客様が説明されたようでした。

この方の真摯な筆には、

震災後、直撃を受けてないにもかかわらず風評によって

以前からの顧客をとりもどすのは大変だったこと。

やはり、それによって被災された従業員を雇用し続けることが

難しくなったこと・・・

それでも、新しいお客様が来てくれて、実益もさることながら

「見はなされてないんだと感じた」と綴られていました。

この思いなんですよね。

私が、当時ほしかったもの。

大事な人やものを失った人が求めているもの。

ボランティアは無理すると長続きしないし、

自分を犠牲にしてまでやるのも何か違うような気がするけど、

私みたいな軟弱でも、無理なくできること探すとけっこうある。

このお手紙、ずっとデスクの前においておこうとマグネットで留めました。

封筒の中には、奥様手作りのフェルト人形が入っていました。

(とても可愛くて写真をアップしたいのですが、
地名がわかるようになってる)

お忙しいでしょうに、きっと心をこめて作って下さったんですね。

代表の方も、印刷ではなく、一人ひとりにこうやって直筆でお手紙を

書かれたんだなあ。

また一つ、宝物が増えました。嬉しい師走です(^-^)/