たった今、電話を終えました。

学生時代の友人から、離婚したと。

「ずっと相談にのってもらってたのに、ごめんね。」と

相変わらず小さな声で・・・。

一年以上にわたって、話を聞いてきました。

もと夫も私の友人です。

理由は、彼の女性関係でした。

一度の過ちは仕方ない。

でも、二度目でした。

酔った勢いで関係をもってしまうことを浮気とするなら

目をつぶることもできたでしょう。

でも、それだけではなかった。

世の中に、子供のために我慢するという人がいる。

でも彼女は、「子供のために離婚したの。」と言った。

そんな父親のもとで偽りの家庭で子供を育てるより

自分ひとりで、まっすぐな人間に育てるのだと。

雪のように真っ白な心。

何も計算せず、苦労を選んだ。

仕事を増やし、働きづめやね。

でも、なんだろう・・・その光。

前回会った時は、消えそうに儚げだった。

それなのに、きれい雪の結晶女性として、ひとりの人間として。

これからも、白い雪、白い雲、白い花

無垢なものを見たら彼女を思い出すんだろうな。