マルケージと本物のレディ
年下の友達が1ヶ月のヨーロッパ周遊から帰国して会った。30代後半の美しい本物のお嬢様仕事を持ち、投資に長けていて得た利益は全て旅行に使う。今や日本人のパスポート所有率17%、貧しさと視野の狭さで多様性の時代に逆行していく悲しき落ちぶれ国日本の頭弱い系若者ネトウヨ達が増殖する世代の中ではきだめに鶴?ちょっと違うかペンペン草の中の華麗な花一輪不毛な荒野の中に差す光なにしろ、この世代に珍しい会話ができる人本人も同年代とは話が合わないらしく友人は60代以上が多いそうです。2ヶ月に一度ヨーロッパに行っては美食に明け暮れている。今回一番散財したのが、ローマのレストラン弟さんと二人で40万円払ったそうです。お酒抜きでですよ?何食べたん?聞きたくなりますよね。あまりにオーダーし過ぎて、中からシェフが出てきて止められたとか。そこで残してたら、ただの行儀悪い人だけど全部胃の中に収めてグラツィエだったようで日本人の株上げてくれましたね。どこに行っても日本人いなかったそうだけど。お土産は、マルケージのチョコレートとマロングラッセいただきました。一部取り出して写真撮影どちらも美味このマルケージ30年前のツアーで「添乗員さん、マルケージの予約取れる?ヴィットリオは?」と聞いてきたのはパン屋の店主他の方達からもよく予約を頼まれた。当時の日本人は各地のレストランでかなり売り上げに貢献してたと思う。「スカラのチケット取れる?」ロンドンでは、「ダーシー・バッセルのオーロラ見たい」など、とにかく皆さん知的好奇心が旺盛でらした。他国を知らずに「日本サイコー!」と勘違いしてるアホはいなかった。いたら笑われてたし。今回、久々マルケージの名前を見てああ、そんな時代があったなあと、懐かしさがこみあげた。実は私、もう日本の貧乏くささが耐えられないのだ。貧乏くさいのと貧乏は違う。貧しさそのものは悪くないし嫌じゃない。私も貧しいまではいかなくとも平均以下の人間なんというか、ネトウヨ達の豊かな外国人を妬む負け犬の遠吠えが貧乏くさい。あちこちで喧嘩してないで、コンビニおにぎり食べて大人しく島国に埋没しといてと思う。ところが、そんな嫌いな日本だけど阪急で西宮北口を過ぎた辺りから夙川、芦屋川、岡本、御影、六甲辺りまでは、ほぼ嫌な目に遭わないのだ。古き良き時代の日本が残ってる。何となく皆さんポワワンとおっとりしてるのだ。それでいて仕事は勤勉その典型がこの彼女Eさん典型芦屋っ子、お祖父様は、スーツは全てイギリス製のオーダーメイドで家具も現地から取り寄せてたとか。セビルロウの名前もサラッと出てきた。受け継ぐものってあるようです。しっかり働いて美味しいものを食べ美しいものに触れて他者に優しい。50代以下では絶滅寸前、本物のレディです。