お疲れ様です。


6月も残すところ10日ほどとなりました。


今月のブログ投稿数が少ないので、書くのやめてしまったの?と思われないよう、なるべく投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いしますニコニコ


今回は目薬についてやっていきたいと思います。


市販の目薬は今やたくさんの種類が出ていまして、店頭でも、どれがいいの?と聞かれることもあるかと思います。


値段もとても高いものも出てますし、パッケージにはたくさんの情報が書き込まれたものが多くなってきてますので、お客さんも選ぶのに迷ってしまうのは当然のことかなと感じております。


まず初めに、目薬に関する勘違いについて話をしていきたいと思います。


お客さんの中には「この目薬を日に何度もさしている」とか「一度に沢山の量を入れている」とか「一滴でよく効く」などのようなことを言われる方がおられます。


沢山の量を一度に使うと、沢山の成分が目に吸収され、色々な症状に早く効く、と思われていたり、逆に、少しの量だけでもすごく効いたから、目に入れるのも苦手だし入っていて効いてるんだからこれで良い、と考えておられる方がおられますが、これはどれも間違いです。


よくあるのが、目薬はさせばさすほどよく効くような気がする、というもので、さしすぎてしまう方がおられますが、今すぐやめましょう。


目薬にも副作用があり、このような間違った用法用量は思わぬ副作用を招く危険があります。


ドライアイの方ですと、目が乾くだけてなく、目の表面に細かい傷が沢山できている場合があるのですが、そこに目薬をさしすぎると、傷がさらに大きくなることがあります。


アレルギー用薬の目薬ですと、させば痒みやむくみ感がとれるからといって、回数や量を守らねば、目が見えにくくなるという副作用も出ることがあります。


そして、目に病気のある方、特に緑内障の方は市販の目薬の多くは使えないかと思います。


緑内障に限らず、持病のある方の中には、目薬といえど使えない方がおられますので、よくよく添付文書を確認する必要があります。


そして、使い方を間違っておられる方も少なくありません。


登録販売者試験にも出ることがありますが、目薬の容器の先端が、目やまぶたや睫毛に当たらないようにする必要がありますよね。


目の雑菌や汚れが容器の中に入ってしまい、目薬を汚染させることがあります。


ものもらいのときなどは特に注意が必要で、家族で使い回し用の目薬がある時は使う前によく手を洗い、目などが容器に当たらないようにしましょう。


使い回すことがわかっているなら、ものもらいのときは使い切りのものを選ぶのが良いかもしれませんね。


他人との目薬の貸し借りはやめましょう。


そして、点眼後に瞬きをすぐしてしまわないことも大切です。


瞬きをしてしまうことで薬液が目の外に出てしまうので、目頭を押さえて優しく目を閉じるようにしましょう。


目薬の種類が多すぎるのもよくありません。


目薬の種類は3種類くらいにとどめておくことをおすすめします。


そして、2種類以上をさすときは、5分以上あけましょう。


これはさした目薬の成分が、目に吸収されるには5分程度かかるためです。


短い時間で次のものをさすと、最初にさした目薬は、吸収されることなく流れてしまいますので、ある程度時間をあけましょう。


市販ですと、よく振ってから使ってくださいと書いてあるものを後に使います。


これは、ふる必要のある目薬は吸収が遅いためとされているからです。


そして、コンタクトをして使っても良いものかどうかの確認をしましょう。


現在ではどちらでも良いとされてるものも増えていますが、コンタクト専用のものもありますので、よく確認しましょう。


今回は使い方についての注意点をやっていきました。


案外、勘違いされているお客さんが多い事柄でもあります。


販売時に注意点としてお話できるようにしておくと、お客さんも安心して使用できるかと思います。


では次回は目薬の続きをやっていこうと思います。