登録販売者資格を取得後に、
管理者として働くためには、
過去5年間の間に2年間(計1920時間)の
実務経験が必要となります。
この2年間の実務経験を満たしていないと、
登録販売者の資格を取った後に就職をするハードルが
若干高くなってしまいます。
なぜなら、2年間の実務経験を満たしていないと、
管理者としては働く事が出来ない
研修中の登録販売者という扱いになってしまいので、
別で世話役として、
薬剤師または実務経験2年を満たしている登録販売者を
付ける必要があるためです。
企業側としては、
サポートなしに1人で売り場に立ってくれる
登録販売者を雇う方が明らかに都合がいいです。
ですので、登録販売者試験に合格する前に、
この実務経験2年間を満たしておくため、
ドラックストアや薬局でバイトをしながら、
登録販売者試験の勉強をするという人は非常に多いです。
これは理にかなった方法であると思います。
現状の制度では、
短期間で長い時間を働けばいいというわけでなく、
1日何時間働こうが、
最低でも2年間の実務経験が必要であるとなっています。
つまり、どんな手段を使おうが、
正規の登録販売者として働くためには、
2年間の月日は絶対に必要という事です。
これが現在の登録販売者の最大のデメリットであると思います。
私は2年間という縛りではなく、
合計で何時間の実務経験と言うように、
時間での縛りでやるべきであると思います。
例え、短期間の実務経験であったとしても、
1日の労働時間、月あたりの労働時間が長ければ、
2年間の実務経験に相当する経験を積めると思います。
ただ、現在は2年間の実務経験は避けられないので、
薬局やドラックストアでバイトをしながら、
その間に登録販売者試験に合格をして、
2年間経った後に正規の登録販売者として転職をするか、
または、まずは登録販売者試験の勉強に集中して、
1か月ほどの短期間で合格してしまって、
研修中の登録販売者として就職をして、
2年間の実務経験を積んだ後に、
正規の登録販売者として働き始めるかの2択です。
ただ、研修中であっても、
資格を持っているだけで一般の人よりかは、
給料は若干だけ高くなるので、
どちらかというと後者の方が得であると思います。
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