登録販売者の資格が一生食べていける資格なのか、
一生使える資格なのかという事は、
登録販売者の資格を取ろうとしている人にとっては、
少し気になる事であると思います。
しかし、私の意見からすると、
その点はあまり気にする事でもないのかなと思います。
なぜなら、登録販売者の資格を取るために必要な勉強時間は、
短い場合で2週間でありますし、
受験するために必要な条件は特にないですので、
一生食っていけるかに関わらず、
一応取っておいた方がいいのではないかというのが
私の意見であります。
そう言ってしまうと今回の話は終わってしまうので、
話は戻って、登録販売者は一生食っていけるのかどうか、
私の考えを書きたいと思います。
結論からいうと、
食いっぱぐれる心配はほぼないと思います。
その理由は主には
・薬剤師に比べると歴史が圧倒的に浅いこと
・第一類医薬品を将来的に扱える可能性が高いこと
・医療用医薬品から一般用医薬品に多くの薬が流れて来ている事
以上の3点があります。
登録販売者というのは、
2009年に出来たばかりの資格であり、
まだ14年しか経っていないです。
対して、薬剤師は第一回薬剤師国家試験が1950年に行われてから、
すでに73年も経っています。
しかし、73年経った今でも、
薬剤師の数は不足しているという状態です。
この事から、
登録販売者はまだまだ大丈夫であるとわかるでしょう。
しかし、登録販売者試験は合格者数は年間3万人
薬剤師は合格者数は年間1万人ほどで、
登録販売者は3倍ペースで増えていますので、
今後、登録販売者試験の年間の実施回数が減るか、
合格基準を相対評価にする事で、
合格者数を徐々に減らしていく可能性は高いと思います。
そうなると、
登録販売者試験の難易度は今よりも上がるでしょう。
そのようにして難易度を上げる事で、
登録販売者の数を調整すると思いますので、
食いっぱぐれるという心配はないように思います。
次の理由としては、
登録販売者は近い将来、
第一類医薬品まで扱える可能性が高いと思います。
さらには、
医療用医薬品から一般用医薬品に多くの薬が流れて来ています。
薬は医療用医薬品→第一類医薬品→第二類医薬品と徐々に落ちていきます。
第一類医薬品であるロキソニンも、
もうじきに第二類医薬品に移行し、
登録販売者でも扱えるようになるかと思います。
つまり、登録販売者の仕事内容は、
年数が経るごとに徐々に増えていくというわけです。
さらには、ドラックストアの数も、
止まる気配がないくらいの勢いで増えていっています。
ですので、唯一の心配としては、
合格者数を制限する事なく、
このままの勢いで増え続けていくと、
供給が需要を上回り、登録販売者が過剰になってしまう事でありますが、
その前には、
登録販売者試験の実施回数を減らしたり、
合格基準を厳しくするという対策が必ずされるはずですので、
登録販売者試験に合格してしまえば、
一生使える資格であると考えていいように思います。
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