看護師になるのか、登録販売者になるのか、
この2択はたまに聞く事でありますが、
今回はこの件について書きたいと思います。
まず、登録販売者と看護師の仕事内容は、
全くの別物であり、
類似点はほぼほぼ無いと思います。
なるまでの期間で言うと、
看護師の場合は高校を卒業してから、
最短でも3年間はかかりますが、
登録販売者の場合は、
要領よくやれば早くて2週間あればなる事が出来ます。
そして、給料については、
正社員で登録販売者として、
店長や店舗管理者まで行った場合では、
看護師の給料とさほど差はなく、同じくらいの給料です。
対して、パートやアルバイトとして働いていきたいという場合は、
看護師の方が時給は明らかに高いです。
ですので、給料だけで考える場合は、
正社員でやっていくのなら、登録販売者でもいいですし、
パートやアルバイトを中心としてやっていく場合で、
より給料が高い方がいいという場合は、
看護師になる方が明らかに給料は上がると思います。
ただ、看護師になるには3年間かかりますし、
看護師の仕事は激務が多く、
登録販売者よりは勤務に融通が利かない事も多いと思いますので、
自由度が高いのは登録販売者ではないかと思います。
とにかく、仕事内容が本当にまったく違うものとなりますので、
看護師に憧れを持っていて、
看護師になるのが将来の夢である場合は、
看護師になる以外の選択はないと思いますし、
そうではなく、
特に看護師になりたい理由もなく、
とにかく何かの資格が欲しいという場合は、
登録販売者を選択するのでいいのではないかと思います。
看護師は3年間学校へ通わないといけないですが、
その3年間の学校は本当に指導が厳しく、
薬学部よりも圧倒的に厳しいスパルタ指導でありますので、
看護師に本当になりたいという人でないと、
あの厳しい指導に耐えて、
3年間を乗り切る事は難しいのではないかなと思います。
どちらの仕事も、患者さんのQOLを向上させる
素晴らしい仕事である事は間違いないですので、
どちらを選択しても社会への貢献度は大きいと思います。
たまに他の医療従事者の仕事をけなす人がいますが、
医療というのは医療従事者同士がチームで行うもので、
それぞれが貴重な役割を担っているわけですので、
看護師になろうが、登録販売者になろうが、
それぞれの医療従事者の仕事を尊重しながら、
自分の役目を果たすという事が大事であると思います。
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