大阪高槻を拠点に活動しております
バレエ大好き♡
身体に関する学びが大好き♡
ピラティスインストラクター兼
バレエ指導者の真鍋麻衣です
ピラティスやバレエの魅力
普段の活動内容、思うこと‥
綴っています
□ 自己紹介
昨夜開催された
Pilateslife.me主催
What&Whyレクチャー
受講前から
講師の葉坂さんがFacebookに
WSのプロローグ的な投稿を
して下さっていて(全三弾)
「これから何が始まるの?」
「こんなのかな?あんなのかな?」
と期待と想像が膨らみまくった状態で
参加させていただきました
プロローグはこちらです🎵↓
【プログラムデザインWSに向けて①】
こんばんは。
レッスンのプラグラムを「どうデザインするか?」という今回のレクチャーですが、受講前に考えておく"材料"を提示させてください。
世界に大きなインパクトを与えたジョブズは、デザインについて「どう見えるか」や「どう感じるか」ではなく「機能するか」を大切に考えました。
例えば、"楽しい"レッスン。
これは、「どう感じるか」というニュアンスをより強く感じます。
もちろん、iPhoneに限らずジョブズが生み出した製品は見た目も洗練されており、私たちは楽しさや喜びなどさまざまな感情を湧き立てられています。でも、彼は「どうユーザーに(社会に)機能するか」を社員に訴え続けました。
次のグループレッスンに取り入れる予定のエクササイズ(○○)は、レッスン全体に対して「どう機能する」のでしょうか?参加者のレッスン後の生活に対して「どう機能する」のでしょうか?
少し深掘りして考えていくと、レッスン全体に機能美が生まれるはずです。アップル製品のような美しさ、価値が生まれてくるはずです。
ほんの数分、コーヒーでも飲みながら考えてみてください。
答えや結論は必要ありません。
あなたの有意識ではなく無意識が、潜在意識がレクチャーをより価値ある時間にするべく働いてくれるはずです。
【プログラムデザインWSに向けて②】
こんばんは。
昨日に続いて、第二弾です。
さらに「デザインとは何か」について深く考えてみましょう。
イヴァン・シャーメイエフさんは大阪の海遊館の壁面をデザインされた方です。彼の考えるデザイン論は、私たちにとって非常に参考になります。
問題が何かを見極め、代替案を考え、ベストな解決策を選択することがデザインだと彼は考えています。
今日は引き上がったお尻、ボディメイク目的のレッスンを提供しよう。そんなふうに、あなたが考えたとします。
毎週来てくださっていて信頼関係のできている参加者Aさんが少し交感神経優位な状態で、レッスン直前まで大きな声で話をしてるとしましょう。さらに彼女は反り腰さんです。あなたがターゲットにしている大臀筋の上部繊維に意識を集中できるほど、落ち着いたマインドではなさそうです。予定通りにレッスンを進めると、彼女が悩んでいる腰痛を引き落とす可能性すらあなたは感じました。
さて、あなたはどうするでしょう。
実はレストランでも似たようなことが起きています。
コース料理を出す品の良いレストラン。子供連れの家族が、何かのお祝いに訪れました。前菜で出されたサラダは、にんじんが綺麗に取り分けられて残された状態でホールから厨房に戻ってきたとしましょう。それを目にしたシェフは、その後の料理で準備されていたにんじんを使うでしょうか。きっと使わないでしょう。前日から仕込んでいたとしても、彼はにんじんを使わない形での最善をデザインし直すはずです。
...ということで、プログラムデザインには柔軟性が求められますね。レッスンをはじめたばかりだと、そういった余裕がないような気がするかもしれない。でも、今回のレクチャーをきっかけに、そんなあなたもきっと出来るようになります。
なぜなら、これは経験というより視点の問題だからです。キャリアの問題ではないんです。
今回学ぶ内容がエクササイズなどのわかりやすいテクニックではないので参加を躊躇している人が、もしかするとおられるかもしれません。でも、テクニックと同等に、もしかするとより哲学やコンセプトが重要なのではないかと僕は考えたりします。
【プログラムデザインWSに向けて③】
こんばんは。
これで私からのレクチャー前の投稿は、最後になると思います。
具体的に、どうレッスンの45分なり60分なり90分を組み立ていくのか。私の場合、下記のような思考を同時進行で走らせています。
①ピラティス学&ボディワーカー的な視点
→運動学,解剖学,生理学,ピラティス学,力学,物理学
②発育発達を考慮した視点
→発育発達学,胎生学,生物学
③物語の脚本家としての視点から
④「???」
→明日、一緒に取り組みましょう!
今日は4つの思考のうちの1つ、「③語の脚本家としての観点から」という視点について少しお話していきます。
2枚目のスライドは、「世界の神話に共通する"型"」を見つけ出したジョセフ・キャンベルが考案した「神話の法則」になります。
日本の昔話やギリシャ神話など、あらゆる世界の神話に共通している法則があり、実はその法則に沿ってハリウッド映画なども作られているのです。
この神話の法則は、多くの人を感動させる脚本の土台として利用されてきましたが、「人がどう変容(成長)するか」についてもこの"型"を活用することができることを私は10数年前、ある先生から学びました。
私たちにとって身近な、ピラティスの例で考えてみましょう。
家事や育児に忙しく、自分のことを二の次の生活が続くAさん。スマートフォンでゲームをするのが趣味。友達もいますが、ご近所さんの噂話などで盛り上がるような、退屈な毎日(普通の世界)。
ある日、腰痛になったことをきっかけに、ピラティスという言葉を見つけます。ピラティスについて紹介しているblogやYouTubeを観るようになります(冒険への誘い)。
元々運動が苦手ですし、子供を託児所などに預ける必要もあり、ピラティスのレッスンに行くことをAさんは躊躇しています。欲しいものもたくさんあるし、お金のことも考えなければなりません(誘いの拒絶)。
...といった形で、体験レッスンに参加してくれたAさんの日々にもこの神話の法則は適応されます。
そして、45分や60分のグループレッスンにも、この法則を当てはめることができます。例えば、「境界線を越える」。物語の前半の山場となる、最初の越境です。レッスン中の小さな最初のチャレンジは、この「境界線を越える」が該当するでしょう。
「報酬」は、何かのエクササイズを終えて、お尻を床につけた時に感じた骨盤の安定感や脊柱のエロンゲーション感かもしれません。呼吸のしやすさ、新しい身体感覚、より良い身体の状態を描くとして、家に帰ってまた家事をする(普通の世界に帰還する)。...という流れですね。
この神話の法則を頭の中に描きながら、私は初めてレッスンに参加された方やすべての参加者と関わります。当然、ベルトコンベアーのような惰性でレッスンをしているインストラクターと、この法則をイメージしながらレッスンをするインストラクターとでは結果が違ってきます。
さて、皆さんの人生にも当てはまることに気づいた勘の良い人もいるはずです。今、由美さんや私はあなたに「冒険へのお誘い」をしています。勿論、僕はガラガラの参加者の中でレクチャーをしたくありません。だからこうして、案内をしている部分もあります。
でも、僕はあなたのこれまでにしてきた努力が、きちんとした形で報われるガイドをしたいと思っているのです。誘いを拒絶するのも(大袈裟ですが)境界線を越えるのもあなた次第です。
ということで、レクチャーは明日になります。
僕からの冒険のお誘いは、以上になります。明日、お会いしましょう!
WS前にこんなに思考を膨らませるのは
今までで初めてかもしれません
もう、申し込んだ時点から
物語が始まっていたのかもしれません
受講させていただいた感想としては
これまで、決して
惰性でレッスンをしていた訳ではないけれど
頭の中で計算して、いわばどんぶり勘定で
おこなっていたところが露わになりました
葉坂さんがレクチャーして下さった視点で
レッスンをみたことがなく
なんとなくの感覚では
理解していたつもりでしたが
それがひとつひとつ紐解かれて
言語化されることで頭の中が整理され
言葉で表すのはなかなか難しいのですが
知識からレッスンを組み立てるのとは
また別の思考の引き出しから
潜在意識とともに引っ張り出してきて
今までと全く違う角度から
プログラミングしていくのが
それはそれは楽しくて新鮮でした
↑このワークのワクワク感は
受けた方にしかわからない
これからも何度も試していこうと思います
葉坂さんが持たれる世界観から
本当に物語に引き込まれていくようで
インストラクターとしての在り方
という面でも沢山のインスピレーションを
得ることができました
この感覚は
これからのインストラクター人生において
大きな土台となるところだと
確信しています
\受講できて本当によかったです!!/
講師の葉坂さん、
葉坂さんを講師に
お声掛けて下さった由美さん
本当にありがとうございました
リアルタイムでご一緒した方々と
記念撮影
今回はなんと半数以上の方が
アーカイブ受講だったそうです!
今の時代を物語っていますね!
由美さんの記事がまた 素敵でした♡是非♡↓
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