【新年特別企画】2025 磯竿NO.1決定戦
新年特別企画第一弾として2025年版磯竿NO.1決定戦開幕です。3大メーカーの現行品フラッグシップモデルで競います。もちろん評価品はすべてオーナーなので、メーカーに寄らない公平なインプレを行います。今回も5項目での比較で1位3点、2位2点、3位1点として合計点数で点数が高いものが高評価になります。あくまでも、個人的な使用感からの評価なのでその辺はご了承の上お付き合い下さい。評価項目①パワー&トルク (魚の浮かせやすさ)②操作性 ③感度 ④装備(技術特性・デザイン等)⑤コストパフォーマンス まずは、エントリーモデルの紹介ダイワ 22モンスターフォースAGS 口太53(1.4号相当)シマノ 18イソリミテッド アステイオン(1.2号相当)がまかつ マスターモデルⅡ口太 MH-53(1.2号相当)がまかつはこのクラスだとインテッサG5になるのですがモデルが古く何度か使用したことも有りますが、性能的にもマスターモデルⅡが良いように感じます。また、価格も18万越となり、実売価格は他のモデルとかなり変わるので今回は価格が近いマスターモデルⅡでのエントリーとします。そもそも、インテッサG5は価格が高くコストパフォーマンスが悪いので持っていませけどね(笑)注)18イソリミテッドの竿袋は非常にデリケートで、冬の荒れた手で触れただけでも糸がほつれてしまいますので、普段は前モデルの物に入れて持ち歩いていますので画像はご了承下さい。一種目目は、パワー&トルクです。最大に曲げ込んだ時のリフト感で評価します。1位 モンスターフォースAGS 口太532位 18イソリミテッド アステイオン3位 マスターモデルⅡ口太 MH531位は、モンスターフォースAGS 口太531.4号相当ですがそれを差し引いても曲げ込んでからのパワーはすごいです。振った感じは他の2本よりもかなりしなやかに感じますので、1.2号と言われて渡されてもまったく違和感がないしなやかさです。3本の中で一番しなやかですが、#5まで曲がってからのパワーは半端では有りません。2位は、18イソリミテッド アステイオン芯が有るパワー感で低曲度でも十分なリフトが有ります。胴まで曲げると#4の張りが強いので曲がりが止まる感覚が有りますが魚が浮いてくる速さは凄いです。一言で言うと上品なパワー感です。3位は、マスターモデルⅡ口太 MH53僅差で3位となりましたがどちらかと言えばモンスターフォースAGSに似ている調子で、ある程度曲がり込んでから本領を発揮するタイプです。自分的には#4がもう少しだけしなやかな方が好みでした。2番目は、操作性1位 18イソリミテッド アステイオン2位 モンスターフォースAGS 口太533位 マスターモデルⅡ口太 MH531位は、イソリミテッド芯の有る操作感で風が有るときでもふら付きが少なく、竿径も細いので非常に気持ちが良い使い心地です。リールシートも一番扱いやすい形状です。2位は、モンスターフォースAGS 口太53負荷をかけた時のブランクのネジレが少ないのでキャストが正確に出来ます。3位 マスターモデルⅡ口太 MH53オールT-IMSG為かバランスのせいか、2~3番辺りが重く感じて先重り感が他の2本と比べると強いです。付属のバランサーを装着していますが、3本の中では一番持ち重り感が有ります。三種目目は、感度1位 モンスターフォースAGS 口太532位 18イソリミテッド アステイオン3位 マスターモデルⅡ口太 MH531位は、モンスターフォースAGSブランクの先軽感は感度にも影響します。また、AGSは軽さもさることながら感度も抜群で他の2本を大きく引き離しています。2位は、18イソリミテッド アステイオンタフテックインフィニティが効いています。硬さで感度を出すタイプです。3位は、マスターモデルⅡ口太 MH53スーパートップ2ですが、T-IMSGの為か穂先のブレがやや大きく感じます。四種目目は、装備1位 モンスターフォースAGS 口太532位 18イソリミテッド アステイオン3位 マスターモデルⅡ口太 MH53デザイン性能はモンスターフォースAGSが一番です。まず、穂先以外に施工された偏光塗装が高級感有りすぎます。そして、竿の各装飾部品も凝っていて高級感が有ります。エンドグリップの長さも最適で使い勝手・取り回しも一番2位は、18イソリミテッド アステイオンリールシートは一番お気に入りですが、デザイン・装飾部品はやや安っぽいです。3位 マスターモデルⅡ口太 MH53ゴールドメッキを多用した装飾は豪華ですがリールシートは自分の手にはなじみ難く感じました。5種目目は、コストパフォーマンス1位 モンスターフォースAGS 口太532位 マスターモデルⅡ口太 MH533位 18イソリミテッド アステイオン1位は、モンスターフォースAGS 口太53 メーカー希望 ¥115,000一番安い価格ですが、性能は全く引けを取りません。偏光塗装を採用するなどコストも掛かっていますが、他のモデルと比べるとかなりコストパフォーマンスが高いです。2位は、マスターモデルⅡ口太 MH53¥141,500インテッサG5だとこの順位にはならなかったでしょう。3位は、18イソリミテッド アステイオン ¥172,500発売当初から何度も価格が上がり現在はかなり高価になってしまい、この順位となりましたが実力は非常に高いロッドで有ることは間違いありません。2025年 磯竿NO.1決定戦結果★1位 獲得点数 14点 ★2位 獲得点数 10点 18イソリミテッド アステイオン★3位 獲得点数 6点 マスターモデルⅡ口太 MH53【寸評】3位のマスターモデルⅡはモデル末期のため、技術特性も目立ったところが少なく厳しい結果となってしまいました。最新モデルの波に押されているので、そろそろモデルチェンジでしょう。次期モデルに期待。2位の18イソリミテッド アステイオン。数度にわたる値上げでかなり価格が上がっていますが、性能はいまだ一線級こちらもモデルチェンジに差し掛かっています。そして、1位は、モンスターフォースAGS 口太53一番の最新モデルと言うことも有りますが、他の2本と比べても性能的にも良くコストパフォーマンスも高いです。不在のVIP ISOのポジションをカバーしてくれていますデザインはこれまでのダイワの磯竿の中で一番ド派手と言えます。