銀影塾HYPER SPIRIT second edition

銀影塾HYPER SPIRIT second edition

レギュラー釣行も楽しみつつ、日本レコードのチャンスを虎視眈々と狙い続けています。
週1の不定期更新予定なので、気が向いたときに遊びに来てください。

新製品の速報です。

早いもので20トーナメントISO AGS登場から5年経った2024年秋、トーナメントISO AGSがついにフルモデルチェンジします。

 

早速届いた個別カタログを確認していきます。

磯竿新時代。。。

期待できますラブ

 

24トーナメントISO AGSはかなりの極厚設計で、20トーナメントISO AGSからなんと23.4%肉厚化されています。 

 

さらに外径は17.5%も細くなっています。

実物はまだ見ていませんが風切りブランクスがさらに磨きがかかっていることは誰にでも想像できます。

 

リールシートも新形状に変更されています。

特にセパレート部分の細さは尋常ではありません。

20トーナメントISO AGSは16トーナメントISOのマイナーチェンジ的な感じでしたが、24トーナメントISOは大幅な進化を遂げてくれました。

デザインも相当頑張っています。

 

ラインナップは1号相当から1.5号相当までが今回は登場しますが、今後追加モデルのHクラスなども登場することは間違いないでしょう。

今のところはL53とM53を購入予定です。

ただ、値段もかなりグレードアップしていますガーン

 

さらに、玉の柄もモデルチェンジ

24トーナメントISOに合わせたデザインとなっています。

 

現在所有しています20トーナメントISO AGS1-53と1.25ー53です。

このモデルもかなりの細身です。

24トーナメントISO AGSは、外径が17.5%細くなっていますので、L-53だとおそらく現行の銀狼 王牙AGSの06-53Rと同じぐらいの細さになると思います。

まさにチヌ竿レベルの驚異的な細さになると思います。

皆さんもどのモデルにするか悩み所だと思いますが、この悩んでいる時間も楽しみの一つですね。

発売日が非常に楽しみです。

銀狼 王牙ASG ビッグワンで60cm狙いに

60cmクラス狙いだとどうしてもトーナメントISOの出番が多くなってしまいここ数年は出番が殆どありませんでした。

 

●ロッド: ダイワ 銀狼 王牙ASG ビッグワン53

現行の王牙AGSではなくなってしまったビッグワンのラインナップ

このクラスの竿はどうしても本数がでないので、万人受けしやすい売れ筋号数に的を絞っているのが寂しいところです。

 

久々にみるこのイカツイマダラ模様

好みが分かれるデザインではります。

 

●リール:ダイワ 18トーナメント ISO 2500SH-LBD

 

王牙ビッグワンにも難なく合うデザイン

 

【カスタムパーツ】

ハンドル:サンライン バラサンハンドル エボリューション ハイブリッド ゴールド

ハンドルキャップ:SLPW ハンドルキャップSーⅡタイプ ブラック・ゴールド

 

今日は湾内の釣りなのでゆっくりと棚を狙っていきます。

 

しかし当たるのはフグばかり・・・・

針、10本はなくなりましたガーン

 

下げの潮に変わり状況が一変

流れが右から左に変わった瞬間でした。

ビッグワンには役不足すぎる45cm枠とほぼ同じチヌがヒット

回遊のチヌでキレイな色でした。

 

納竿間際何とか50cm級のチヌ1枚でました。

60cmは次回に持ち越しとなりました。

GW特別企画として2024年版チヌロッドNO.1決定戦を行いたいと思います。

エントリーモデルは3大メーカの現行品のチヌ竿のフラッグシップモデル3本を取り上げます。

企画の為押入れから竿を引っ張り出しました。

 

3本とも現オーナーですので、メーカーに寄らない公平かつ、実釣から感じた使用感でインプレが出来ると思います。

5項目の内容での争いで、1位3点、2位2点、3位1点として合計点数で3本の総合力を明らかにしていきたいと思います。

 

項目としてはインプレッション記事と同様

①パワー&トルク (魚の浮かせやすさ)

②操作性 (同じレングスでの操作感)

③感度 

④装備品(技術特性・デザイン等)

⑤コストパフォーマンス 

 

エントリーモデルの紹介

ダイワ 20銀狼 王牙AGS 1号ー53

シマノ 22鱗海リミテッド 1号ー53

がまかつ マスターモデルⅡチヌ M-53

余談ですが、マスターモデルⅡチヌは昨年秋に県隣の渡船屋さんに2回通いチヌダービーの大物賞で頂いたものです。

遠征費などそれなりに費用も掛かりましたが。。。

 

1番目は、パワー&トルク

1位 鱗海リミテッド

2位 銀狼 王牙AGS

3位 マスターモデルⅡチヌ 

 

1位は、鱗海リミテッド

なんといっても70cmオーバーのメジロを上げた実力の持ち主。中盤戦の引き合いではメジロとの引き合いにも負けてないパワーを確認できました。

 

2位は、銀狼 王牙AGS

画像は06号ですが、74cmのカンダイを浮かせています。

当然1号だとさらにハイパーなので大型のカンダイまで対応可能です。

今のところ、1号-53でチヌは58cmまで上げています。

3位は、マスターモデルⅡチヌ

障害物のないドン深の所でタメて使うシーンが合います。

パワーバンドがちょっと狭く元竿まで曲がらないとなかなか美味しい所のパワーが出ないので、ファーストダッシュの数メートルで取込みが不利なところまで走られバラすことが何度かありました。

曲がりが凄くキレイなので釣り味をゆっくり味合うシチュエーションにピッタリの竿です。

 

2番目は、操作性

1位 銀狼 王牙AGS

2位 鱗海リミテッド

3位 マスターモデルⅡチヌ

 

マスターモデルⅡチヌ以外はカーボンフレームガイド採用していますので取り回しの良さは、王牙、鱗海リミテッドが上です。

ロッド自体の張りやキャスト時の穂先全体の硬さ等を見ると、その中でも王牙はロッド自体の軽さと持ち重りが少なく非常に軽快です。

 

鱗海リミテッドはファイティングサポートグリップと極肉厚の元竿でバランスを取っており自重が有る割には軽快感が良いです。

 

マスターモデルⅡチヌはパワーランンクがMで06号相当ですが、他の2本と比べてロッド自体がややふらつきがあり、王牙の06号と比べても持ち重りが少しあります。(但し、付属のバランサーを付けるとかなり改善します。)

 

3番目は、感度

1位 22鱗海リミテッド

2位 20銀狼 王牙AGS

3位 マスターモデルⅡチヌ 

 

感度に関しては個人的な好みも有りますが、

鱗海リミテッドのタフテックインフィニティが今のところ一番気気に入っています。2番の硬さも適切で穂先の特徴を生かすセッティング。

また、ガイド接点も多い14点のトータルガイドシステムでラインの感覚も感じとり易いように感じます。

 

王牙は、スパーメタルトップモデルだと順位が変わったかもしれませんが今回はメガトップモデルなのでこの順位です。

 

マスターモデルⅡチヌは、スーパートップ2採用ですが、他の2モデルと比べるとT-IMガイドと言うことと、2番がやや軟く、振った時の穂先の瞬間的な振れの収まりが大きく感じています。


4番目は、装備品

1位 鱗海リミテッド

2位 銀狼 王牙AGS

3位 マスターモデルⅡチヌ 

 

リールシートの出来は鱗海リミテッドが1番です。

ダイワがメインですが、シマノのリールシートは王牙より握り易いです。

人によって手の形も違うのでこの辺は人によって違うかもしれませんが、握り易さ、耐久性抜群です。

 

2位は、王牙

鱗海リミテッドに近い握り感覚で、ハンプ形状は良いのですが、王牙は滑り止めのリブが無いのでやや滑りやすく

また、滑り止めの塗装がやや弱く剥がれやすいのでこれがマイナスポイントとなりました。

 

3位は、マスターモデルⅡチヌ

ゴールドのメッキパーツを多用したリールシート周りの装飾は一番豪華ですが、他の2本と比べると手が大きい人には少し細く少し握り難いと感じます。

マスターモデルⅡチヌに限ったことではないのですが、がまかつのクリア塗装はダイワ、シマノと比べると少し硬度が低いのか、同じ使い方をしていても小傷が入りやすいのも気になる所です。経年でブリスターが出やすいことからも分かります。

 

エンドグリップ

一番握り易いのは鱗海リミテッド

キャスト時のロッドの方向性も掴みやすくキャスト精度もばらつきが少なくなりました。

 

王牙はマット調の滑り止め塗装。滑り難く耐久性も抜群

 

マスターモデルⅡチヌはオーソドックスな滑り止め塗装。

グリップの長さがちょっと短いのでやや扱いにくい場面が有ります。

 

鱗海リミテッドのガイドは、14点のトータルガイドシステム

他の2本は12点ガイド

鱗海リミテッドはブランクスのパワーをより生かせるガイドセッティング

 

5番目は、コストパフォーマンス

1位 銀狼 王牙AGS

2位 鱗海リミテッド

3位 マスターモデルⅡチヌ 

 

1位は、銀狼 王牙AGS

メーカー希望 ¥90100

3本の中で、一番価格が安いですが非常に高性能なロッドです。

見た目も偏光塗装を各所に採用するなど、前モデルと比べてかなり豪華さが増しています。

そして、なんといっても魚のリフティングパワーが飛躍的に向上しています。

 

2位は、鱗海リミテッド 

価格は一番高いですが、価格に応じた実力を秘めています。

デザインも決して派手ではないですが、名実とも所有感を満たしてくれるロッドです。

 

マスターモデルⅡチヌ 

モデル自体が古いことも有りますが、最新ロッドと比べると技術特性でやや引けを取る箇所が有ります。

がまかつはモデルサイクルが長いのでダイワ、シマノだと2世代変わるぐらいなので仕方ないですね。

がまかつ調子と手が込んだ細かなデザインはがまかつならではの仕上がりですが価格性能比で見ると3位になりました。

  

 

2024年版チヌロッドNO.1決定戦結果発表

★1位 獲得点数 13点 鱗海リミテッド

★2位 獲得点数 12点 銀狼 王牙AGS

★3位 獲得点数 5点 マスターモデルⅡチヌ

 

【寸評】

3位のマスターモデルⅡチヌは発売からかなり経っていることも有り目立ったところが少なく厳しい結果となってしまった。

そろそろ次期モデルが出る時期なので今後の巻き返しに期待したい。

 

2位の銀狼 王牙AGSはデザインもよくコストパフォーマンスも一番でした。実釣での実力も目を見張るものがある。

 

1位は、鱗海リミテッド

一番の特徴は大物に特化したパワー

パワーバンドが広くどの竿の角度でも適切なパワーを出してくれます。これ一本あればあらゆるフィールドをカバーしてくれます。