銀影塾HYPER SPIRIT second edition -2ページ目

銀影塾HYPER SPIRIT second edition

レギュラー釣行も楽しみつつ、日本レコードのチャンスを虎視眈々と狙い続けています。
週1の不定期更新予定なので、気が向いたときに遊びに来てください。

当塾一番の釣職人から製作アドバイスをもらいCI4+ BB-X ファイアブラッド ストレートブレーキレバー Mのブラックバージョンを作りました。

 

カラーはブラックメタリック

少しラメ感も有り良い感じ

今回はカラーチェンジも簡単に出来るように塗料はラッカー系です。

 

工程は、下地極細目処理研磨→ プライマースプレー塗布→ スプレー缶3回吹付→ クリア塗装3回→ 完全乾燥(2日)後に超極細コンパウンド掛けで完成

以前からブラックのCI4+ ストレートブレーキレバー Mが欲しかったのですがメーカーから発売されそうにないので自分で作って見ました。

初めてのブレーキレバー塗装でしたがなかなかうまくできました。

 

ノーマルのCI4+ブレーキレバー Mとの比較

これは、19BB-Xファイアブラッドなのでレッドカラーで似合いますが、ノーマルのテクニウムだと差し色がゴールドなのでレッドカラーのブレーキレバーはいまいちの一体感でしたが、このブラックメタリックだとかなり良い感じになります。

 

今回はBB-Xハイパーフォースのコンパクトモデルに装着

ハイパーフォースはボディカラーがブラックなのでこのブラックメタリックのレバーブレーキがジャストフィット照れ

 

ブレーキカバーはハイパーフォース純正のゴールドに戻しました。

ただ、交換していた純正部品が行方不明になっていて、探すのに1時間ぐらい掛かりましたガーン

 

手元にブレーキレバーが有れば、カラー&クリアスプレー缶、プライマー缶、紙やすりで2500~3000円位で出来るのでお勧めのメニュー

テクニウムや鱗海モデルの方にはお勧めのチューニングメニューです。

シマノ 22鱗海リミテッドの初陣に

狙いは大型チヌですが、今年は塾内でも大型の情報有りません。

しかし、ここは鱗海リミテッド+21テクニウムのコンビでこの状況を打破したいところです。

 

●ロッド: シマノ 22鱗海リミテッド1号53

鱗海リミテッド最強の号数で体感的には19アートレータ1.2号以上のポテンシャルを感じます。

釣場で太陽光が当たると美しさが一段と引き立つロッドです。

 

チヌのシルバーをイメージしたカラーリングでその美しさは釣り場でひと際引き立つ存在です。

 

鱗海リミテッド最大の特徴となる14点のトータルガイドシステム

当日は横風が強かったですが、ガイド間が狭いためか糸ふけが出にくいロッドになっています。

気になっていた仕掛けの遠投性能ですが通常の12点ガイドと遜色ない飛距離が出ていました。

 

そして、ファイティングサポートグリップ

キャスト時にロッドの方向性がつかみやすく、コアブランクスの恩恵も有りますが当日の遠投60mポイントでも抜群のコントロール性が有りました。

 

●リール:シマノ 21BB-X テクニウム 2500DXXG

実は昨年末、これも近所の釣具屋さんの年末セールで格安で売り出されていたので思い切って購入しました。

鱗海リミテッドと21テクニウムの抜群のコンビネーション

リールシートのカラーとピッタリ合っています。

 

【カスタムパーツ】

夢屋 BB-Xファイアブラッド ストレートブレーキM

 

どうも自分の長い指には鹿の角レバーの形状が合わなく指が痛くなるので、ブレーキレバーだけは速攻でストレートタイプに速攻で交換しました。

でも、シマノのLBリールはハンドルノブとレバーブレーキぐらいしかカスタムできませんので、テコ入れるとすればハンドルノブを夢屋のアルミニウムノブのゴールドに替えるぐらいになると思います。

 

【仕掛け】

ミチイト:東レ ブラックマスター2号

ハリス:バリバス ゼロハリス 1.75号 2ヒロ
ウキ ダイワ 銀狼 遠投Ⅱ LL 0号 赤 

 

潮は良い感じで上げてきていますが、手前は小アジ、沖で小さなキビナゴみたいなのがキラキラしているのがいるぐらいでチヌの気配は有りません。。。

 

開始2時間ぐらいたったところで沖の方でかなり大きなナブラが発生

県内でも青物が出るポイントなので先行のルアーマン2人が波止の先端でジグを投げていますが、ナブラまでは50mぐらい届かないようで中々大型が掛からラないようです。

そのうち一人が60cm位のハマチを上げました。

 

青物が回ってきているのでチヌは難しいと感じ、仕掛けを回収しようと仕掛けを聞いて上げた次の瞬間すさまじいスピードで穂先がひったくられました。

慌てて合わせを入れると凄まじい勢いで魚が走りラインが一気に40m程走られ鱗海リミテッドが極限まで曲がります。

 

これはやばい!ブリかヒラマサだ!下手をしたら竿が折れる相手と直感で分かりました。

出来るだけ相手を怒らせないように慎重にやり取りします。

ミチイト2号、ハリス1.75号で極限のやり取りを展開します。

初卸でロッドまだ魚を掛けていないので、竿の特徴が分からないまま、性能を探りながらのやり取りとなりました。

 

なるべく4~5番に負荷を乗せるイメージのやり取りで、超肉厚のバッド性能で魚の体力を削っていく作戦で行きました。

 

7分ぐらいのやり取りで魚の勢いがやや落ちたところで反撃開始

今度は竿全体でタメて浮かせに掛かります。鱗海リミテッドが素晴らしい曲線美を描いています。

手前まで寄せては、また20mぐらい走られてを4回繰り返して何とかトーナメントISO玉の柄50で無事ランディング

やっぱり、青物はネットを見たら異常に暴れますね。

 

釣上げて初めに思ったことは、

「鱗海リミテッドが初卸で折れなくてよかったでした」照れ

 

50cmタモ枠を軽々オーバーする70センチオーバーのメジロ

 

尾開の状態でも70センチ軽々オーバー

尾閉じだと73ぐらいはあったかも。

 

塾内の情報では鱗海リミテッド1号で、82センチのマダイを磯で上げているの情報が入っていましたが、その情報を上回る実釣力を体感できました。

一番に感じたのは鱗海リミテッド5番の途方もないパワー

中盤戦では70cmオーバーのメジロと正面からの引き合いでも一歩も引けを取っていませんでした。

伊達に肉厚設計しているだけではありません、トータールバランスで素晴らしいロッドと感じました。

 

チヌは難しい状況なので、お土産のメジロ釣ったところで納竿としました。

チヌは次回に持ち越しとなりましたが鱗海リミテッドの驚異の実釣力を体感できました。

2022年に新発売された鱗海リミテッドを購入しました。

昨年末に入手したロッドですが新しく加わった強力な戦力をインプレッションします。

今回はK様の計らいで年末売出に絡めて超格安で購入できたことも購入のきっかけでした。

なんといってもシマノのチヌロッドの頂点に期待がかかります。

 

早速開封

なんとも豪華な化粧箱

イソリミテッドと同じイメージ

 

新品なのでやはりきれいです。

そして豪華な配色


号数は鱗海リミテッド最強の1号

県外の釣友の情報ではマダイの80センチクラスもとれているとの報告も有るハイポテンシャルロッド

チヌの70オーバーと対峙しても問題ないポテンシャルを発揮してくれそうです。

 

最新の技術特性が余すことなく盛り込まれています。

 

竿袋も超豪華

竿袋にロッドが入った状態で化粧箱に入っています。

ものすごくデリケートな素材でできていますので手の爪に引っかかっただけでホツレができやすいので、釣場には別の竿袋に入れて持ち込みたいと思います。

 

竿を取り出したら中はゴールド

 

ロッドの細部をチェック

まずはトップから

 

鱗海リミテッド特徴の1つ、14点のトータルガイドシステム

#5玉口に固定ガイド1個、#4誘導ガイド2個、#3誘導ガイド2個+玉口固定ガイド1個でブランクスのパワーを最大限に生かせるガイドセッティング


 

穂先はタフテックインフィニティ

白色塗装で視認性抜群

ガイドラインカラーも見やすい配色です。

 

トップガイドはゴールドカラー

この辺も豪華さが出ています。

 

そして、バッド中央にリンカイリミテッドのロゴ

上品な配色です

 

裏側

この鱗海リミテッド、素晴らしいツヤが有ります

 

ナノピッチ採用のブランクス

内竿のミラーリングカラーがナノピッチとも相まって非常にキレイです。

 

リールシートはXシート採用

上位機種では定番の使用ですが、握り易く疲労もしにくい形状でダイワ派の自分でも唸る完成度なのです。

 

シールシート装着面

リミテッドのカラーに合わせたカラーリングが施されています。

 

そしてグリップエンド

現行BB-Xから登場したファイティングサポートグリップ採用。

やり取りの際に肘からずれにくい形状で高い安定性が期待できます。

また、キャスト時もグリップの形状からロッドの方向性が分かり易いので高いコントロール性を実現させてくれます。

また、マットラバーコーティング採用なので滑り難いので扱いやすいグリップエンド

 

シマノ 22鱗海リミテッド評価

★総合評価 (各5点)

①パワー&トルク :5点

②操作性 :5点

③感度(穂先・ガイドを含める) :4.5点

④装備品(ガイド・リールシート・装飾品・デザイン) :5点

⑤コストパフォーマンス :4点

総合得点23.5/25点

 

非常に高価な竿ですが格安で入手できた点を抜きにしてのインプレとします。

 

まず一番驚いたのは、18イソリミテッド譲りのチヌ竿とは思えないパワー・トルク感。

ブランクスポテンシャルを最大限に発揮できる14点のトータルガイドシステムとも相まって実釣では高いポテンシャルを発揮してくれることは間違いないことでしょう。

穂先を持って曲げた感じと、実釣で竿を曲げた感じが違うロッドはガイド数とガイド配置バランスでロッド全体のパワーの出方が違ってきて来るところに起因するのではないか自分は思います。

極端に言うと胴号数のインターラインロッドと外ガイドだとインターラインロッドの方がタメが効くといった感じだと思います。

 

シマノ チヌ竿のフラッグシップモデルと言うことでデザイン・実力とも第一級です。