シマノ 22鱗海リミテッドの初陣に
狙いは大型チヌですが、今年は塾内でも大型の情報有りません。
しかし、ここは鱗海リミテッド+21テクニウムのコンビでこの状況を打破したいところです。
●ロッド: シマノ 22鱗海リミテッド1号53
鱗海リミテッド最強の号数で体感的には19アートレータ1.2号以上のポテンシャルを感じます。
釣場で太陽光が当たると美しさが一段と引き立つロッドです。
チヌのシルバーをイメージしたカラーリングでその美しさは釣り場でひと際引き立つ存在です。
鱗海リミテッド最大の特徴となる14点のトータルガイドシステム
当日は横風が強かったですが、ガイド間が狭いためか糸ふけが出にくいロッドになっています。
気になっていた仕掛けの遠投性能ですが通常の12点ガイドと遜色ない飛距離が出ていました。
そして、ファイティングサポートグリップ
キャスト時にロッドの方向性がつかみやすく、コアブランクスの恩恵も有りますが当日の遠投60mポイントでも抜群のコントロール性が有りました。
●リール:シマノ 21BB-X テクニウム 2500DXXG
実は昨年末、これも近所の釣具屋さんの年末セールで格安で売り出されていたので思い切って購入しました。
鱗海リミテッドと21テクニウムの抜群のコンビネーション
リールシートのカラーとピッタリ合っています。
【カスタムパーツ】
夢屋 BB-Xファイアブラッド ストレートブレーキM
どうも自分の長い指には鹿の角レバーの形状が合わなく指が痛くなるので、ブレーキレバーだけは速攻でストレートタイプに速攻で交換しました。
でも、シマノのLBリールはハンドルノブとレバーブレーキぐらいしかカスタムできませんので、テコ入れるとすればハンドルノブを夢屋のアルミニウムノブのゴールドに替えるぐらいになると思います。
【仕掛け】
ミチイト:東レ ブラックマスター2号
ハリス:バリバス ゼロハリス 1.75号 2ヒロ
ウキ ダイワ 銀狼 遠投Ⅱ LL 0号 赤
潮は良い感じで上げてきていますが、手前は小アジ、沖で小さなキビナゴみたいなのがキラキラしているのがいるぐらいでチヌの気配は有りません。。。
開始2時間ぐらいたったところで沖の方でかなり大きなナブラが発生
県内でも青物が出るポイントなので先行のルアーマン2人が波止の先端でジグを投げていますが、ナブラまでは50mぐらい届かないようで中々大型が掛からラないようです。
そのうち一人が60cm位のハマチを上げました。
青物が回ってきているのでチヌは難しいと感じ、仕掛けを回収しようと仕掛けを聞いて上げた次の瞬間すさまじいスピードで穂先がひったくられました。
慌てて合わせを入れると凄まじい勢いで魚が走りラインが一気に40m程走られ鱗海リミテッドが極限まで曲がります。
これはやばい!ブリかヒラマサだ!下手をしたら竿が折れる相手と直感で分かりました。
出来るだけ相手を怒らせないように慎重にやり取りします。
ミチイト2号、ハリス1.75号で極限のやり取りを展開します。
初卸でロッドまだ魚を掛けていないので、竿の特徴が分からないまま、性能を探りながらのやり取りとなりました。
なるべく4~5番に負荷を乗せるイメージのやり取りで、超肉厚のバッド性能で魚の体力を削っていく作戦で行きました。
7分ぐらいのやり取りで魚の勢いがやや落ちたところで反撃開始
今度は竿全体でタメて浮かせに掛かります。鱗海リミテッドが素晴らしい曲線美を描いています。
手前まで寄せては、また20mぐらい走られてを4回繰り返して何とかトーナメントISO玉の柄50で無事ランディング
やっぱり、青物はネットを見たら異常に暴れますね。
釣上げて初めに思ったことは、
「鱗海リミテッドが初卸で折れなくてよかったでした」
50cmタモ枠を軽々オーバーする70センチオーバーのメジロ
尾開の状態でも70センチ軽々オーバー
尾閉じだと73ぐらいはあったかも。
塾内の情報では鱗海リミテッド1号で、82センチのマダイを磯で上げているの情報が入っていましたが、その情報を上回る実釣力を体感できました。
一番に感じたのは鱗海リミテッド5番の途方もないパワー
中盤戦では70cmオーバーのメジロと正面からの引き合いでも一歩も引けを取っていませんでした。
伊達に肉厚設計しているだけではありません、トータールバランスで素晴らしいロッドと感じました。
チヌは難しい状況なので、お土産のメジロ釣ったところで納竿としました。
チヌは次回に持ち越しとなりましたが鱗海リミテッドの驚異の実釣力を体感できました。