私のRX-8は2005年製。

90年代のクルマをネオクラシックと呼ぶそうだが、これももう旧車の分類に入るだろうか。

 

先日の液晶修理の件以外にも、直したい箇所はたくさんある。

まずは塗装のはがれ。

あと足回りのヘタリ。

ダッシュボードのひび割れ。

エンジンマウントからの振動。

あれもこれも、言い出せばキリがないほど。

 

当然だが、修理にはお金が掛かる。

どこまで出せるか。

問題は対価とのバランス。

 

クルマに求めるものが人それぞれ違うのは当たり前。

定員や積載量はもちろん、燃費だったり維持費だったり、人によっては威圧感や、足をかざすだけでドアが開くなんてのが大事な人もいるだろう。

 

私の場合、「気持ち良く走ること」「カッコいいこと」「最低4人乗れること」の3つが主だったもの。

そうするとRX-8に変わる選択肢は限りなく少ない。

あと数年で状況が変わると思うので、その時は新たに乗り換えを検討するかもしれないが、まだその状況にない。

 

ロータリーエンジンは寿命が短いとも言われる。

私のRX-8は10万キロを超えたので、それの修理も怖い。

熱意があれば、エンジン載せ替えなんてのも選択肢になるだろうけど。

あと何年乗るのか。これも考えないと。

 

直すか、我慢か。

お金が湯水のように使えたら迷うこともないのだが。

 

今日は一日中快晴。

それを見て、少しRX-8で走りたくなった。

定時で仕事を終え、夕陽を追いかけて走る。

少し走らせるだけで、何とも気持ちいい。

スポーツカーの特権。

これは普通の乗用車だけに乗る人には分からない感覚。

この気持ち良さのためにこのクルマに乗っているというのなら、本当は出来る限り直してやりたいと思うけど。