旅は計画段階から楽しい。
決めすぎるのもよくないが、どうしたら私好みの道程になるか、地図を片手にルートを吟味する。
YZF-R1、KSR-Ⅱ、どちらのバイクにするか。時間と距離をどれくらいに設定するか。
やりたいことは何かと言われると、「旅感」のある風景の中で、愛車の写真を撮りたい。
愛着が過ぎるが。
今日は、九頭竜湖の近くにある鉱山跡に行くことにした。
鉱山跡なので、バイクはKSR-Ⅱ。
ルートは「落ちたら死ぬ!」で有名な、酷道157号で。
岐阜県に入り、池田温泉から谷汲駅跡。
その名鉄谷汲線の古い路盤跡にバイクを止めて1枚。
旅感出てるか、そうでもないか。
廃線の路盤探し好きだ。
R157に出て、淡墨桜、根尾の道の駅を過ぎれば、人の住む最終集落・能郷。
その終わりの場所に、見覚えのある黄色のゲートが。
以前、ここに「落ちたら死ぬ!」と書かれた看板があった。
その看板こそが、このR157を「キングオブ酷道」として有名にさせたマストアイテムだったのだが。残念だが、今は無い。
以前の写真と日記を↓に
さぁいよいよ狭い区間。
ガードレール無し。鬱蒼とした緑。落ちたら死ぬ。
深い谷。道のすぐ下は断崖。落ちたら死ぬ。
古びた「157」のおにぎり。どこか誇らしい。旅感出てるか。
狭い切り通しの向こうにおにぎり。
画になると思うのは変態のなせる業。旅感出てるか。
そしてこの道のもう1つの酷道アイテム、洗い越し。
こんな道選んでおいて、この期に及んでだが、水はねで汚れるのが嫌だ。
ゆっくり通過する。
自然なしつらいの(?)美しい洗い越し。
川を横切る感じが良い。
これまた美しい洗い越し。向こうには砂防の滝。
この期に及んで汚れるの嫌だが、全体に水分多め。ゆっくり通過する。
R157は「キングオブ酷道」と言われる道だが、小さなバイクでならそれほど酷い道ではない。
それでも酷道のイメージを高めるアイテムは多く、単純に「楽しいなぁ」と思える道だ。
ついつい写真が多めになる。旅感出てるか。