生田哲著『子どもの脳は食べ物で変わる』を読んだ感想です。
先日、同著者の『子どもの脳は食べ物で変わる』の本を読んで、腸からのアプローチは続ける価値がありそうだと思ったのです。 そこで同著者の子どもに特化したこちらの本も読んでみました。
栄養療法に関する箇所
- イギリスでの研究で、子どもがサプリを摂取してIQが大幅に高まったこと。サプリの種類・分量は重要そう。
- キレーション療法
- 腸内細菌に悪い影響を及ぼす現代生活のもの
- 消化酵素や食物繊維について。腸内細菌が喜ぶ食物繊維とは?
- オリゴ糖が豊富な食材とは
- リーキーガット症候群について
- 母乳で育てられた子どもと粉ミルクで育てらた子の8歳の時のIQが違う!? →ちなみに、私も粉ミルクで育てられ、息子も5カ月から完全ミルクでした。
- オメガ3とオメガ6の望ましい比率
- 知能を格段に高める特別な脂質とは?
- アミノ酸を供給するために必要なもの
- 去年から私が気になっている、心を静める物質
- 子どもの脳に劇的な悪影響を及ぼす食材 →うちの息子で体感しています。なるべく避けています。
- 血糖値を不安定にする食べ物と、安定化するコツ
- 脳を活性化するビタミン群とホモシステイン値
- ナイアシンがビタミンB1と書かれていたのですが、B3ではないでしょうか?
- 女性が妊娠に気づいたら十分に摂るべきもの →私は葉酸は摂っていたけど、ビタミンB6やB12は入っていたか不明
- カルシウムやマグネシウムの推奨量よりも多くとるべき量
食べ物について
- 糖分をスローカーボ食品で摂取する方法
- ブドウ糖果糖液糖と砂糖だとどちらが悪い?
- アスパルテームだけではない、体に好ましくない人工甘味料
- 合成着色料で多動が発生→イギリスの大学の研究。親は子どもの食べ物・飲み物のラベルを注意して見るべき
- テオブロミンという物質が大量に含まれる食べ物とは
こちらもイギリスの研究がかなりかかわっていて、特に魚のことはショッキングでした。
- 養殖サーモンVS天然サーモン。食べるならアラスカサーモン?アトランティックサーモン?避けるべきヨーロッパの魚の採れる海 →私には結構衝撃でした
薬について
- 健康を守るポイント
- 欧米の多くの医師は発熱を抑えるのではなく放置?!
- 欧米などでインフルエンザ脳炎・脳症が多発しない理由と子どもに飲ませないようにしたい薬→一つ、よく使っていますよ・・・特に発熱した時。これからよく使うのはなるべく止めておきます。
- アメリカでは風邪やインフルエンザで医者に行かない、マスクをする人はいない。マスクで風邪を防ぐことは難しいこととその理由。 ※2019年の本です→イギリスもそうです!
- 頭痛が酷い時に使ってよい薬
- 安易に使わない方が良い薬
- 日本のタミフルの消費量は世界シェア全体の〇割を超える
- 子どもがインフルエンザや風邪にかかったときの対処法
- 仕方なく抗生物質を服用する場合、もし途中で服用を止めたらどうなる?
- ビフィズス菌や乳酸菌を飲むのを避けるべき時間
- 15年間の間にイギリスで6600人以上の子どもが自殺したという服用薬は?
子どもにワクチンを注射しても大丈夫か?
こちら、2019年の本ですが、今のコロナワクチンに対して慎重派の意見と通じる箇所もあるのかなと思います。
日本ではワクチンを接種する義務はない。接種したくなければ拒否すればいいだけのこと。と言われています。 結局はメリットとデメリットを考えて、自己判断するということですね。
私はワクチンを受けた身ですが、コロナのワクチンに関しては、私が住むところも「受けて当たり前」なところがあるしワクチン証明書の提示が必要なところもあったりと、同調圧力的なところが無きにしも非ずなのかなと感じています。
このご時世、ワクチンのことで誤ったことは発信したくないので、「子どもにワクチンを注射しても大丈夫か?」の章は、こちらの本を実際に手に取っていただければと思います。
指摘されているワクチンと自閉症の関係や、受けない方が良いワクチン、受けても良いワクチンとそれぞれ詳しく紹介してあります。
総じて
本のタイトルにある食べ物に限らずお薬やワクチンのことも色々知れて良かったと思いました。 欧米やイギリスと出てくるとギクッとしまし、イギリスのことが結構書いてあるので私には興味深かったです。