皆さま、おはようございます
昨夜は、雷がゴロゴロとなり始めたかと思うと、その直後に雨が降り出しました
次第に雨は激しさを増し、しばらくすると雹が混ざりはじめ、雨音が大きくなり、「どうなっているんだ...」と若干不安になりました。
皆さんのお住まいの地域は、大丈夫でしたか
さて、
心を掴むのって難しい
というお話です
高等学校(定時制)で、国語を教えているのですが、高校生たちの
心を掴むのって難しい
と、痛切に感じています
まあ、まだ2度しか授業を行っていないので、そう簡単に、またすぐになせることではないと承知しているのですが、前途多難な気がしてなりません...
そもそも、
国語が好き!
っていう生徒が少ないように思われます
そんなものなのかなぁ...
私は国語(特に言語の仕組み)が好きな部類だったので、まずは国語が好きじゃない生徒の気持ちを考えるところから始めたほうがよさそうです
まぁ、ぼちぼちやっていきます
あと、初めから小難しいことを言いすぎたのではないかと反省しています。気長にやっていくことにします
その一方で、
留学生たちの心
は掴めたような気がしています
昨日、日本語学校での1回目の授業をすませてきました
入国が遅れいてる学生もいるので、今月は入門編として、復習をかねたゆるーいカリキュラムになっています。
ひらがなやカタカナ、簡単な語彙を確認したり、「その人はだれですか」といった表現形を使って練習したりといったものです。
学生に、友だちや家族の絵をかいてもらい、ペアになって、それぞれがかいた絵を用い、
A:その人はだれですか。
B:私の妹です。
A:妹さんはおいくつですか。
B:14歳です。
A:お名前は?
B:○○です。
A:〇〇さんですか、いいですね。
といったような会話練習をしてもらいました。
そのあと、全員の前で発表
こちらが、案外盛り上がって、外野からも質問やコメントが飛んできていました
最後に、私が子どものころの写真と、家族(といっても妻と母)の写真を見せ、今日、学んだ文型が使えるかどうか試しました。すると、勘のいい学生が、「あっ!」と気づき、勉強した表現を使って質問してくれました。
それに続いて、あちらこちらから質問や知っていることばが出てきて、楽しく、また学びの確認もした上で授業を終えることができました
授業の最後に、時間が余ると、たいてい授業の感想や勉強したことの振り返りを書いてもらいます。
昨日も、少し時間があったので書いてもらいました
左上
小さなミスはあるものの、上手に書けています。「どうぞよろしくおねがいします」と締めくくっているあたり、ていねいにあいさつができていて、すばらしいなぁと感じました。
右上
「先生はハンサムとおもいしろいです」だなんて...うれしいことを書いてくれています。無条件で、試験は満点にしてあげようという気になります?!(笑)
左下
「きょうはほれです」って書いていますが、「はれ」の間違いでしょう。よく見ると「しまれ」とも読めます(汗)頑張れ!!
そして、「かれはしんせつせんせいです」って...ありがとう
右下
「はじめました」って...何を?!(笑)好きな食べ物は「ケーキ」で、「しゅうみはりょうりがつくること」だそうです。いい感じの間違い方だ!!でも読んでてうれしくなります!!
他の学生のものも、知っている日本語を最大限に使い、一生懸命に書いたんだということがよくわかるものばかりでした。読みながらウルウルしてしまいました
ウルウルしながら、「そうだ!これを卒業するとき(2年後)に返してあげよう!」と思いました。
かれら/かのじょらは、自分が書いたものをどのような思いで読むのでしょうか
2年後が楽しみです
そんなこんなで、今日は少し先の授業準備&定期考査づくりに勤しみます
皆さんもすてきな1日をお過ごしください