日本センチュリー交響楽団 第277回定期演奏会 | 日本語教師の独り言

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日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、こんにちはニコニコ

 

日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうかびっくりマーク

せっせと、修士論文を書く日々ですえーん

 

さて、

 

 

 

 

 TODAY'S
 
日本センチュリ―交響楽団
第277回定期演奏会

 

 

 

というお話ですチョキ

 

 

コンサートホールは、冬支度。

イルミネーションに彩られ、とてもきれいでした!

 

 

 

 

 

 宝石ブルー 日時

   2023年11月24日(金)19時開演

 宝石ブルー 指揮

   秋山和慶

 宝石ブルー 管弦楽

   日本センチュリー交響楽団

 宝石ブルー チェロ

   アントニオ・メネセス

 宝石ブルー ヴィオラ

   須田祥子

 宝石ブルー 曲目

   L.v.ベートヴェン

    交響曲第4番 変ロ長調 作品60

   R.シュトラウス

    交響詩「ドン・キホーテ」 作品35

 

 

 

曲は、いずれも有名な曲なので、私がとやかく書く必要はないかと思われます。

雑感のみ、以下にまとめておきます。

 

 

1曲目

 

 

まず初めに演奏されたのは、ベートーヴェンの交響曲第4番。

静かに始まり、しばらくすると馴染みのメロディーが聞こえてきます。そこから、曲は様々に展開していきます。

 

3、40分の交響曲ですが、さすがベートーヴェンと思わせる手法が随所に見られ、聞いていて飽きることはありません。

 

「ああ、やっぱりベートーヴェンが好き!」って思いました。

 

 

2曲目

 

 

2曲目の「ドン・キホーテ」ですが、どこぞのドラッグストアの名前ではありません。悪しからず。

冗談はさておき、この曲は、スペインの小説家セルバンテスが書いたものを題材に作られています。

 

曲を演奏する際、チェロと、ヴィオラがソロを務めます。

 

チェロは、主人公ドン・キホーテに、

ヴィオラは、その従者サンチョ・パンサに、なぞらえています。

 

小説をモチーフにしたゆえのことでしょうが、とはいえ、この辺りのセンスがシュトラウスらしさを物語っています。

 

曲そのものは、雄大で、また幻想的で、実に深く聞きごたえのあるものです。正直、私なんぞの若造には到底ついていけぬ世界観です。もうちょっと勉強(成長)して、次回はお目にかかりたいものです。

 

 

 

指揮者

 

 

今宵の演奏会の指揮を務めたのが、「秋山和慶」さん。

この方は、桐朋学園の音楽科の礎を創った「齋藤秀雄」氏の指導を直に受けた指揮者の1人です。

 

ここで、「齋藤秀雄」氏の話をしたいところですが、長くなるので、別の機会に譲ります。

 

秋山さんは、「小澤征爾」氏、故「飯守泰次郎」氏と同時期に、齋藤秀雄氏から指揮を学んでいます。

三者三様、それぞれにクラシック音楽の世界で活躍されてきました。

 

今回、秋山さんの指揮、そして音楽づくりを拝見(拝聴)し、齋藤秀雄氏の教えを忠実に守り、見事にそれを体現されていることが伝わってきました。

 

ベートーヴェン、シュトラウスともに、非常にていねいに、むだな脚色などはせず、真摯に楽譜に向き合い、そのすべてを音にし、表現されていました。

 

なんと言えばいいのでしょうか。

築き上げてきた「力」の賜物とでもいうのか、神々しさを感じたというのか、本当にただただすばらしかったです。

 

またお目にかかれることを楽しみにしています。

 

 

 

総評

 

 

 

日本センチュリ―交響楽団は、小泉和裕さんが音楽監督を務められているころは、よく聴きに行っていました。小泉さんが退任後は、足が遠のいていました。

 

もう定年されたのですが、ヴィオラ奏者に知り合いがいたり、最近、木曽音楽祭に出ている日髙剛さんが首席ホルン奏者を務めたりされていることもあり、以前はなじみのある楽団でした。

 

このたび、久々に聞きに行き、改めてその実力は「さすが」なものだなと思いました。

 

関西には、プロオーケストラが5つあります。それぞれが切磋琢磨しながら関西のクラシック音楽界を盛り上げています。

 

なかなか厳しい時代ではありますが、これからもそれぞれのオーケストラが活動を続け、豊かな音楽文化を育んでくださることを切に願ってやみません。

 

 

 

こちらは演奏会当日の様子です。

 

 

(日本センチュリー交響楽団公式Xより)

 

 

余談ですが、この中に、私、映ってます(笑い)

めちゃくちゃ小さいので、まずわからないと思いますが、

パイプオルガンの下(指揮者と対峙する)席に座っていますアセアセ

 

 

お後がよろしいようで・・・

長々と失礼いたしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

実は、来週もコンサートに行くんですよね~♪

やっぱり、「芸術の秋」だから???

 

というわけで、皆さま、今日もすてきな1日をルンルンルンルンルンルン