第562問! 【作家になりたいんです】 | まいにちのせいかつがクイズになる

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毎日の生活で知り得たことや、食べたもの、体験したものをクイズにして紹介する日記です。

まずは前回の正解発表からまいりましょう。



第561問 正解:万世橋


1912年に開業。7年後に東京駅が開業するまでは中央本線の始発駅でした。



それでは本日の問題です、第562問!


主人公「リュウ」が、在住している「ハウス」の中で起こる、荒れた男女間の


付き合いを客観視した様子を描いた、作家「村上龍」の芥川賞受賞作である


小説の題名は何でしょう?



久しぶりに仕事の話でも。


先日、就職活動を自主的に進められないという学生と話す機会があり、今後自分が歩んで


行きたい仕事や人生の方向性に気づいてもらうためにキャリアアドバイスを行いました。 


本当は行きたい学校があったが入試に失敗し、行くところが無いから親に勧められた


今の学校に仕方なく来たとのこと。 「どうせオレは」といったネガティブ発言多発状態に。


「では、行きたかった学校、そこでやりたいと考えていたことは?」という意図の質問を


投げかけると「作家になるために学びたかったし、今も作家になりたい、他には興味がない」


と回答。 しかし、学校を卒業して作家になるのは、あまりにも現実味のない話・・・


「情熱で何とかなる!」と熱く語ってもやりたいが、アドバイスにはならない。



作家、作家・・・ と脳内で繰り返すうちに・・・ 頭に振ってきたナイスアドバイス!


以前、村上龍さんの著書「13歳のハローワーク」からクイズ問題を作成したことがあり、


その際同書を読んでいて、著者の職業である「作家」は、どのように紹介しているか興味を


抱き調べたところ、非常に面白く、かつ納得できる次のような説明文で紹介されていました。



元医者、元教師、元政治家、元経営者、元受刑者、元風俗嬢など、作家への道は、


作家の数と同じだけある。 作家になるただ1つの条件は、特定の人に伝える必要と


価値がある情報を持っているかということ。 だから、13歳のうちから作家になると


考えるのではなく、人に残された最後の仕事として考え、今は他のことに目を向けるべき。


(著作物のため内容を要約して表現)



本人は図書館で本を読むのも好きだと話していたので、「では、図書館に行ったときでいいから


『13歳のハローワーク』を読んで、作家という仕事がどのように紹介されているか調べてごらん。


作家が、作家という職業をどのように紹介しているか。そこに作家になるヒントがあるかもよ。」



数日後、実際に調べてきたと本人から報告があり、もう少し視野を広げたいと言ってきました。


まだ提示していませんが、次の当人へのお題は「自分は何をすることで心が充実するか?」


喜びの根源を探る、自分探しの手伝いをしたいと考えています。 



しかし、クイズでの知識がこんなときにも役立つとは思わなかった!