まずは前回の正解発表からまいりましょう。
第512問 正解:①カタクチイワシ
カタクチイワシは、カタクチイワシ科に属しています。
それでは本日の問題です、第513問!
ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学が所在する
アメリカ・マサチューセッツ州の都市はどこでしょう?
現在、経営大学院の課題で読んでいる書籍を紹介します。
「働くひとのためのキャリア・デザイン」(金井壽宏著)です。
この書籍で紹介されている「キャリア・デザイン」の考えとは・・・
就転職、異動、転籍などを「節目」として捉え、その状態にあるときはしっかりと立ち止り、
過去の選択などの行動パターンを振り返り、そこから将来歩む方向を見出し決める。
というもので、この節目で振り返るときに自分に問うのが、マサチューセッツ工科大学
名誉教授「エドガー・シャイン」が提唱する3つの問いです。
① 自分は何が得意か
② 自分はいったい何をやりたいのか
③ どのようなことをやっている自分なら意味を感じ社会に役立っていると実感できるか
そして、将来歩む方向を決めたら歩み出すのですが、歩み出した後の考え方である
「キャリア・ドリフト」を、私は初めてこの書籍を読んで知りました。 「キャリア・ドリフト」とは
流されるままに生きるということ。 なぜドリフトが大切なのか? 毎日デザインしていては
辟易するだけでなく、常に迷いが生じるため、一度デザインしたら、後は勢いのままに
した方が良い。 さらに、ドリフトして他律的に与えられた事象は、自分が気付かなかった
思わぬ才能(掘り出し物)に出会う可能性がある。
確かに・・・ 今やっている就職の仕事も、大学院への入学も、これまでの自己の行動パターン
では選択していなかったでしょう。 思いがけず与えられたことが、チャンスになっているのは
自分が身を持って体験したこと。 これを「キャリア・ドリフト」というのを今回の課題書籍を通して
知りました。 デザインも大切だけど、流されるドリフトも大切。 私自身、異動の準備進行中の
「節目」にいます。 この「節目」に、この本に会えて良かったです。