まずは前回の正解発表からまいりましょう。
第311問 正解:アカデミア美術館
フィレンツェ美術学校併設の美術館であることから「アカデミア」の名がつけられました。
それでは本日の問題です、第312問!
イタリアの緑の心臓と呼ばれる「ウンブリア州」の州都で、日本では1998年に
サッカー選手「中田英寿」が当地に本拠地を置くセリエAのチームに移籍したことで
その名が知られるようになったのはどこでしょう?
終日自由行動の日。 折角なので半日ほどかけて、ツアコン時代には訪れなかった場所に
鉄道を使って出かけてこようと考え、ローマから100kmほど北にあるウンブリア州の町
「オルヴィエート」に行ってきました。 今回から2回はオルヴィエート訪問記をお届けします。
朝7時、ホテルから徒歩で「ローマ・テルミニ駅」へ
今日はホテルではなく、駅のバールで朝食を取ることに。
カプチーノとともに面白そうなので写真右の「パニーニ・ナターレ(クリスマス)」を注文。
4ユーロとちょっと高めでしたが、チーズもハムも入っていて結構ボリュームがありました。
さて、腹ごしらえも済んだのでチケットの購入。 券売機画面のアルファベットを押して行先を
入力すると、写真右のように時間、列車、クラスと料金が表示されるので、希望のものを選んで購入。
今回乗車するのは8時43分発のフィレンツエ行き普通列車。 出発案内で番線を確認・・・2番線!
しかし、フラップ式の案内版とは懐かしい。 旅情をそそるなぁ。
そして、ヨーロッパの鉄道に乗るときに必ずやらなければならないのがこちら。
チケットに刻印を入れること。
日本と違って改札口が無い代わりに、この打刻を忘れてしまうと不正乗車扱いとなり、
検札でバレてしまった場合は罰金を取られます。 ツーリストだから知らなかった
では済まされません! ホーム近くにありますのでお忘れなきよう!
今回乗車したのはこちらの列車。 レジョナーレ(普通列車)のセコンドクラッセ(2等)ですが、
日本の普通列車の座席より全然座りやすいですよ。 車内も清潔です。
そして1時間20分程乗車し、目的地の「オルヴィエート」に到着。
今回のタイトルの通り「オルヴィエート」は崖の上にある町。
かつてローマ法王が外敵から難を逃れるために、この地に逃げ込んできたこともあるそうで、
崖の上の市街へは鉄道駅の前にあるフニコラーレ(ケーブルカー)で向かいます。
フニコラーレは片道1ユーロですが、鉄道のキップを提示すると80セントになります
写真もたくさんになったので、今日はここまで。
明日は「オルヴィエート」の見どころや昼食で食べた物を紹介します。 チャオ!