こんにちは!
新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザやノロウイルス他、感染リスクを減らすための自己防衛策で、置き型の消毒剤を置かれている方、アルコール系の除菌シートやスプレーなどをご使用されている方へ、注意喚起のご案内です!
ピアノ(楽器)が痛む場合があります!
まずは、置き型の空間消毒剤ですが、成分に二酸化塩素が使用されている場合、金属の腐食やプラスティック材の劣化が進むことがあります。
ご承知の通り、ピアノをはじめ多くの楽器には、弦をはじめ金属が多く使用されています。
どうしても使用しなかればならない場合は、短時間の使用、そして密閉せず良く換気をしてください。
つづいて、エタノールなどアルコール系の成分の含まれている除菌製品などで、鍵盤など樹脂系の材質を拭くと、すぐに変化は現れませんが、数か月から1年程度の期間経過すると、白鍵に変色や割れが発生する場合があります。
鍵盤は、専用のクリーナーでお掃除して下さい。
手消毒用の除菌製品は、良くも揉みこんでアルコール成分を揮発させてから、弾くように心がけましょう。
ピアノ(楽器)に限らず、他の金属製品・家電・家具についても同様ですが、とりわけピアノはダメージを受けやすいのでご注意ください。
以上、当社のピアノ技術者からの進言でブログアップしました。
ご参考↓
https://www.gakkohoken.jp/column/archives/74