行き止まりというだけで立入禁止じゃないのでセーフ!!!

 

2021年6月上旬、日照時間の長さを利用して地元豊川市から日帰り高山ツーリングを決行したときのこと、以前から気になっていた朝日ダム右岸の旧国道に寄ってみることにしたのでした。

 

今回は中洞橋東詰の分岐点からスタート!

 

二車線の快走路である現道が完成して28年、グシャグシャなのかと思いきや路面の状態は良好。電柱が立っていたのでその管理道路として維持されているらしい。

ただしいろいろと必要最低限らしく、路肩には押し退けられた土砂がそのままになっていた。

 

そんな道を少し進むと、、、

隧道キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

横道三号隧道(昭和25年竣工 全長30m)。

朝日ダムと共に造られた隧道のひとつで、横道シリーズの中では最も短い三男坊。

 

そしてちょびっとの間をあけて、、、

 

横道二号キタ!

だけかと思いきや、、、

一号さんもコンチャす!!!

 

一号さん側からの写真。

幸せ二連撃、、、(*´Д`)

 

横道一号隧道(昭和25年竣工 全長105m)

横道二号隧道(昭和25年竣工 全長55m)

 

ちなみに一号隧道さんの洞内には土砂やら落葉やらの堆積物が豊富なので油断するとコケます。

 

幸せすぎて愛車と撮る病を発症したの図。

 

撮影会はいくら時間があっても足りないから次!

時刻は14時30分、ここから家までは5時間ほど、距離にして約220kmあるから急がないと日が暮れてしまうのです。(ネタバレ、とっぷり暮れた)

 

いつの間にか電柱がどっかいった湖畔の道を低速でトコトコ進む。

道の状態は相変わらず良好。もしや道の綺麗さに電柱関係なかった?

 

そんな綺麗な道のまま橋とコンクリートブロックがコンニチワしてライディング終了。

せめて橋くらい走らさせてくれよ、、、っと言いたいとこだが、わざわざ両岸封鎖し橋だけ渡れないようにしているのには訳がある。

 

この探索を締めくくるは中路ワーレントラス形式の徳河橋。

一見綺麗で丈夫そうに見えるけど、高欄に使われているガードレールの損傷が激しいほか、国土交通省には緊急措置段階という一番イカン判定を受けている文字通りの危ない橋。

 

ちなみに銘板消失につき竣工年は不明で、管理者である高山市も ( ゚Д゚)「知らね」 状態である。

 

朝日ダム完成当時の橋と思われる橋台がすぐ上流に残っているから、この徳河橋は二代目のそれなりに新しい橋だとは思うんだけどなぁ。

国道のバッジを外され、手厚い管理を受けられなくなった旧道の宿命か。

 

 

これにて探索終了!

このあとは元来た道を戻り旧道を抜け、木曽→中津川経由で帰ったのでした。

 

 

【余談】

この帰り道に塩蔵橋を通ったのですが、のっぺりガードレールが話題になる3ヶ月前の事なのでガンスルー。

発見報告&撮影は10月までお預けになったのだけど、そのとき橋梁名の銘板を撮り忘れていたので再訪してきました(;´∀`)

 

よりにもよって雪の季節に。