フランスで子育て~ラスト数年

フランスで子育て~ラスト数年

フランス、パリ郊外で、ティーンの息子二人と暮らす日記録。

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あれから12年、、。

 

息子たちは、14歳と13歳になりました。

 

残念ながら、南仏トゥールーズ生活は、夫の仕事の都合で終了となりました。

 

仕事でパリに引っ越し、息子たちは3歳からフランス公立の幼稚園に入園、卒園、無事に小学校に入り、出ました。

この間に私は、就職、転職をし、フランス社会での経験を積むことに。

 

テロなど色々物騒な時期があったり、パリの手狭いマンション暮らしで、息子たちを育てるのが窮屈になったり、色々な出来事が重なって、パリ郊外に引っ越しました。

 

郊外と一言で言えど、土地相場はピンキリで、治安の良い、良い公立の学校のある地域と家賃・土地価格が比例するのは当たり前。

悩み悩んだ末、職場から乗り換え無しで、片道1時間以内の場所に決め、無事、引っ越し、転校。

 

この頃から、子供の生活は、両親共働きの鍵っ子。

私自身は専業主婦の母親と働く父のもとで育ったので、ちょっとどこか不安な部分もありました。

でも、ここフランスでは、共働きはよくあるパターン。

しかも、6週間ごとに来る、2週間の学校のバカンス(夏の2ヶ月を含まない)、、。

私もマックス有給休暇を使って、子どもたちとの時間を過ごしてきました。

 

息子たちは、現在、中学3年と2年生、立派な反抗期です。

 

 

 

12年の道のりを一回で書くのは何なので、また追って書いていこうと思います。

 

 

長男の言葉数がドンドン増えている今日この頃。



今は日本語、フランス語がごちゃ混ぜで、とりあえず簡単な方の言葉で表現するといった感じです。



最近は色に興味を示し、いきなり「赤」と言ってみたり。


でも、オレンジやピンクを指差して、思いっきり自信満々に「赤!」と言われると、訂正するのがなんだかかわいそうです。


しかも、濃い赤や紅色、赤だって色々。


どこまで詳しく教えようかと、少し悩んでいます。


(今のところ、赤と青しか言わないけど。)



そして、もう一つの形容詞は、大きさ。


「大」と「小」を覚えて、「グロン」(仏語:大)、「ペティ」(仏語:小)を連発。


まだ品詞も覚えていないようなので、すべてが男性詞すが。

(女性詞になると、「グロンド」と「ペティット」になる)


でもきちんと「アン グロン モモ(桃)!」と言っているので、品詞の「アン」を忘れないところに感動。

(用は、A big peach!と言っている)


それに対して、私が「あ、ホント。大きな桃だねー」と言うと、とても嬉しそうです。



会話がだんだん豊かになっていくのって、すごく楽しいです。


そして毎日スポンジのように単語を吸収していく姿は、本当に感激。


子供のうちにたくさんの言葉に触れて、語彙の豊富なバイリンガルになって欲しいと思います。

今年も夏が終わりかけ。


バカンスから帰ってきて、先週辺りから涼しい日も増えてきました。


そしていよいよ冬服が必要な季節がやってきました。



今週は長男の週に2回×2時間半の託児所があったため、次男を連れてお買い物。


やっぱり冬と言えば、ジャケット。


暖かいけど、軽く、なるべく防水で、帽子付きで、前がチャックでしまり、、。


子供服ってデザインがかわいくても、機能的なものを探すのって意外と大変。


しかも、欲しいものがあっても、サイズが無かったり。


とにかく私はデパートを駆け巡り、最終的に見つけたのが、兄弟おそろいジャケット!


長男は3歳用、次男は1歳半用。


さぁ、買ったからには着て欲しい。


今日も公園行くぞ!って時に着せようと思ったら、二人とも拒否。




そしてココは南仏。


なんだかんだ言ってまだ暖かく、公園でもTシャツ一枚の子供たちがたくさん。


ちょっと先走って冬用ジャケットなんて買ってしまったけど、


まだ冬と言うよりは、ほんのり秋のようです。


傘を買った時の雨が待ち遠しい気分で、


早く冬よ来い!と言いたいけど、


やっぱり夏は夏でよかったなと思う日が来るのでしょう。



来週で長男は2歳です。


♪い~と~まきまき 糸~巻き巻き、引~いて、引~いて、トントントン♪は、我が家のお気に入り。


私が歌い出せば、1歳を過ぎたころから、長男は手をグーにして、腕を動かそうとしていました。



そして、昨日。


一人でバスタブに座って、ボーっとお風呂を楽しむ次男を、横で見ていたら、


いきなり手をたたいていました。


そして、♪糸~巻き巻き、と歌うと、、


「トントントン」のところで、手をたたいた!!!


しかも、リズム感といい、ばっちり。




えーーー、次男、天才!?




まさに親バカリアクションをしてしまいました。


もちろん、二度目には成功しなかったし、それから数分は一人でひたすら拍手。。。



良くある間違えでした。



最近表情がとっても豊かになった次男。


[d]の発音もできるようになり、なんだか今にもしゃべりだしそうな雰囲気です。


あ~次男はどんな声で「ママー」と呼んでくれるんだろうか。


赤ちゃんの次男には、ますます親バカ度がアップしてしまいそうです。

長男は今月で2歳。


次男は8ヶ月。



最近長男は朝起きると、


「パパー。ママー。ジジー。」(ジジーは長男語の次男の呼び方)


と、一通り家族を呼ぶようになりました。


もう次男が生まれる前の生活など、忘れてしまったのでしょうか。。



そして先々週の旅行で、いつも身の回りにあるおもちゃがなかった長男は、次男と遊ぶようになりました。


次男が座れるようになって以来、存在はそれなりに意識していたものの、


一緒に遊ぶとまでは行かず、なんとなく無視していたのに、


ある日突然、長男は次男の前で頭を振って踊りだし、


「ブッバー!」と分けわからない言葉を発し、、、


本人は超ハイテンションで大笑い。


そして肝心の次男は、、、


大爆笑!!



以来、長男は次男におもちゃを持って行きは、


「ブッハー!」を連発。


次男が泣いてるときには、無理やりにでも口におしゃぶりを入れて泣き止ませ、


「ブッハー!ブッハー!ジッジー、ブッハー!」


と笑いをとろうとする始末。


もちろん今はまだ、長男→次男の関わり方なので、もし次男→長男になったらどうなるかわかりませんが。


でもとりあえず、見ていて愛くるしいやら、面白いやら。



年子で大変大変と言いつつ、


少しずつ成長している二人が、


こうやって意思疎通をして、


ゲラゲラ笑ってくれると、


本当に嬉しいです。



その内、兄弟喧嘩をして、


「~ちゃんなんて嫌!」なんて言う日が来るんでしょうが。


もちろん私としては、兄弟喧嘩は日本語でしてもらいたい!


近い将来が楽しみです。

私の思うバイリンガル。


それは、2つの言語をその文化の背景を十分に理解して駆使できること。



でもそれって、すごく難しいことだと思います。


例えば同じ英語でも、アメリカンな英語とイギリスの英語じゃ、発音も違えば単語も違うものがあります。


私の住んでいたアイルランドでは、イギリス英語とも付かない、アイリッシュじゃないと理解してくれない人がたくさんいました。


国によって政治や宗教も違うし、教育のシステムも違うから、ただ単に「英語を話せます」じゃ、十分なバイリンガルではないのではないかと思います。


もちろん言語が話せることによって、より多くの人と話ができるということは、とても素敵なことだと思います。


でも、本当に分かり合って話をするには、それなりに相手のバックグラウンドを理解しないと、深い会話が成り立ちません。


ビジネスレベルの言語とは、つまり日常会話+相手の常識を把握した上での会話が成り立つ言語力であり、より多くの知識と言語習得が必要になります。



その上にある、バイリンガル…。





私の思うバイリンガルになるには、とてつもなく長い道のり。


実際に相手の文化を知っていると同時に、自分の国のことも知らなくてはいけません。


「日本語でこんにちはってなんて言うの?」程度から始まり、


ちょっと日本を知っている人からには、


「どうして日本のタクシーの運転手は白い手袋をしているの?」


もっと詳しい人だと、


「日本の環境に対する対処は厳しいみたいだけど、実際のところどうなの?」などなど。




「えーーーーっと、、、、」


正直「わかりません!」と言ってしまう質問もあるけれど、なるべく答えようとするならば、膨大の知識が必要になると思います。


私の日本の知識を増やさないと、実際教育するにあったって、問題が出てくるのではないか…。


実際に息子たちにバイリンガルに育てると決め励んではいますが、ゴールを一体どこにおけばいいのやら。


とりあえず、「こんにちは」と言って頭を下げるようになった息子を、どうやって教育していくかが私のバイリンガルの新たな悩みです。


ちょっと2週間ほどバカンスに行っていました。


その間にも、長男の言語は凄まじい速さで発達しています。


そして発達と共に、言語の混ぜこぜが始まりました。



最近は、「アシ」と言う言葉を覚えて、


「ママ、アシ。」 (仏語:座るの命令形。つまり、「ママ、座って。」 でも発音は[si]とも[shi]とも付かない。)


と言って、ソファーで自分座っている横をたたき、私が「あ~座ってって意味ね?」と確認しながら座った後に、


嬉しそうに「ココ、アシ。」と自分の足を指差したり。



南スペインでバカンス中、ホテルにバナナの木が生えていたので、


私が「あ~これ、バナナの木だ。」と言うと、


長男も「キ、バナナ!」と一応同じようなことを言いました。


でも、これってもしかして、フランス語の影響があるのではないかと思いました。


と言うのも、フランス語だと名詞の後に形容詞が来るので(一部の形容詞を除く)、そのパターンをよく聞いている彼は、バナナの木が、「木 de バナナ」としてインプットされてしまったのではないかと。


しかしその3日後、いきなり「バナナの木!」とバナナではない木をを指差していきなり言い出しました。



今のところ間違っていると断定しがたいものは、なるべく厳しく訂正はせずに、「日本語ではこういうんだよ。」と言うようにしています。


でも他にも日本語ともフランス語も付かない発音のものが多く、たまに「ママ、よくわかんないよ。」と言う度に、なんとなく寂しい気持ちになります。


早くもっと理解できるようになればいいんだけれど、、、。



さて、今回旅行中面白かったのは、


フランス語の「ほら!」といった感じの Voila! (発音は[ヴォアラ])の使用法。


長男はまだ完全には発音できず、「オァラ!」と一時言いまくっていたのを使って、


スペイン人に挨拶されると、「オラ!」(スペイン語:やぁ!)と元気に返事していました。


子供の瞬発力はすごいなぁと思いました。

私はここフランスで、主にフランス語の生活を送っています。


でも実際家庭で、夫と私の間の会話は主に英語。

(息子たちには、私が日本語、夫はフランス語で話しかけています。)


そして私の友達は外国人が多いので、英語での会話がほとんどです。



そして昨日ふと気づいた、長男の私に対する反応。


公園で出会った人にフランス語で話す私と、


いつも会っている友達に英語で話す私と、


昨日久しぶりに会った日本人ママ友に日本語で話す私。


それが微妙に違う。



使用頻度と時間にもよるんだろうけど、


私がフランスで話していると「ふーん。」とわかっている風。


なのに英語だと、ほぼ完全無視。


日本語だと私にすり寄って来て、話している相手の日本語を聞いています。



私自身、例えばグループで話いる時に、その内の誰かが話している言語が分からないとすると、なんとなく気まずいと言うか、落ち着かない気分になります。


また言葉が分からない側の人から取ったら、しゃべらないから失礼じゃないかとか、暗い人だと思われていないだろうかとか、色々思考を練ります。


でも子供たちってどうなんだろうか。


息子は苦に思っていないのだろうか。


それとも、しらない言語だと気づかずに、「何言ってるんだろう?」と不思議がっているんだろうか。


息子には通訳したほうがいいんだろうか。


それとも私こそ、息子の存在を無視して、友達との会話を楽しんでいていいのだろうか。



どう思っているのか、まだしゃべれない息子たちに聞くわけにもいかず、、。


早く息子たちとお話をしたいものです。


息子たちにどうやって接したら良いのか、最近よく悩みます。


特に長男は自我がしっかりしていて、どう対応するべきか。


彼の思い通りにしていると、何でも自分の言うとおりになると、わがままになりそうだし、


無理やり私の意見を通したら、自分の意思は反映されないと、意思の弱い子になるかもしれない。


完璧もなければ、失敗もほぼない。だから、どれが正しいのかがわからりません。



私は我が家の育児方をどうするかと悩み始めて、たくさんの本を読みました。


最近はたくさんの「幼児心理」や「育児書」があって、情報が渦巻いています。


モンテッソリーやNoと言わない育児、幼児心理学に基づくしつけ法。


私が感じた最近の育児方は、日本語も英語も「その子らしさを見つける」が主なようです。



現在、男女平等や経済、環境問題が差し迫っていて、「どうしよう?」と悩むのではなく、実際に解決策を見つけなくてはいけない時代。


「私に従って、私の言うとおりにすれば安全」とは言えない時が来ています。


私も自分の意思で判断し、正しいと思うことを実現する人間が、今必要だと思います。


なので、息子たちには「自立するために必要な術を身に着けるようになる教育」をしたいと、目的が定まりました。



そこで、本に書かれているような、子供の意思を尊重した育児をしようと、色々気をつけています。


しかし実際には、息子のお腹が空いていたり、疲れていたりで、機嫌が悪くて、それの対応をしているうちにあっという間に一日が過ぎる、、。


そんな簡単に目的通りの育児ができるわけではありません。



育児ってある意味、人生の課題だなと、もうすぐ2歳のかなり頑固者と、もうすぐ8ヶ月のまだ意思表示をしっかりしない息子を見て思います。


育児の目的は「自立」。


母親のくれた、母親が私を育てるときに読んできた育児書にそうありました。


近所でとても仲良く付き合っている家族があります。


2歳前の娘さんと今月2ヶ月になったばかり息子さんの年子兄弟がいて、何かにつけて家を行ったり来たり。


今朝はわけあって娘さんを我が家でベビーシッターしました。



実は彼女も二言語(スペイン語とフランス語)で教育をされています。




そして面白いのが、うちの長男と彼女の会話。


長男「ブチ、ママ、ブチ、ココ!」(ブチ:長男語の水。つまり、「ママ、ココに水があるよ。」)


友達「アクア、ウィー。」(多分スペイン語で水が「アクア」、多分フランス語のYes,)


長男「ウィ。」


えーーー!!


本当に理解しあってるの!???


大体、長男の「ココ」と「ブチ」を友達が理解できるはずがないし。


長男がスペイン語で「水」を知っているはずがないし。


でもよく一緒に遊んでいるから、自然と覚えてしまっただろうか??


それにしても、すごい吸収力。


二人は、きっと同じ世界を見ているのでしょう、、。


幼児の心理というのは、本当に不思議です。