6月30日 梅シロップ | 流れ

流れ

水のように 風のように


流れ-30-梅シロップ


今月の初めに仕込んだ梅シロップ
砂糖も氷砂糖も融けて
茶色のシロップが出来上がった


砂糖をまぶした梅のような状態から
シロップが梅全体に行き渡るように
毎日毎日瓶を揺すった


腐らせないように
カビが来ないようにと思いながら


砂糖が少なかったかしら?
ううん、大丈夫。梅は抗菌作用が強いもの
ハチミツだって入れたんだし…


発酵しないかしら?
テキストにはお酢を結構たっぷりだったけど
私は5倍酢をほんの少しにした


日々いろいろ不安や期待を楽しんだ


だんだんと梅が萎んで
シロップが増えてきた
そのうちに
シロップの中に梅が浮かんでいる状態になってきた


もう、そろそろかな…


萎んだ梅を一粒食べてみる
種の回りに強烈な酸味が残っているものの
う~ん…もう全然おいしくない


父も一粒
「はあ(もう)、こりゃあ梅じゃないで。梅の成分は全部出とる。
  実もありゃあせん。皮ばっかりで」



ザルにシロップを空けて
空き瓶に移す


ちょうど一升できあがった



さて、萎んだ梅をどうしようっか…


少し水を足して湯がいてみた
またふっくらとしてきた


よし、大丈夫。梅ジャムを作ろう


少し水にかして
圧力鍋で煮て
また味噌こしで種を外し
ジャムを作った


味、香り…
今までで一番の梅ジャムが出来上がった




梅シロップを作った瓶を洗い


「ふう。もうこれで終わりか…。残念なの」
思わず口をついて出た


通りがかった父が笑う
「そがなもんよ。毎日毎日観察しようったけえの。
  できたら終わりようの」