未婚者支援について | 白河桃子オフィシャルブログPowered by Ameba

未婚者支援について

東京都のマッチングアプリ導入であちこちからインタビューされますが・・・婚活時代を書いてからすでに16年。新しい婚活を自治体がやるたびに街コン、お見合いパーティとツールが報道されるだけで、報道の進化というものを考えております。すでに22県がAIマッチングをやっており、新しいことではありません。「いくら婚活支援しても少子化のままですよねえ・・・」というところから始めたらどうでしょうか?

 

未婚者支援として、そもそも「結婚」だけをさせようという対策に無理があるのではないか。他国のようにる家族の定義を拡大したり、労働時間を短くしたり、性教育をきちんとやってSRHRの支援を整備する(避妊へのアクセスのよさ、例えば緊急避妊ピルの無償化。出産や不妊治療の無償化)、男女の賃金格差是正(賃金格差の大きな自治体からは女性が流出し、未婚男性率が高くなる)など、抜本的な部分に目を向けてほしい。取材には必ず「いくら婚活しても女性がいなければ意味がない。各県トップのジェンダーギャップ解消宣言をと言っているのですが、生放送以外はあまり使われず・・・です