メディア掲載：NIKKEI STYLE・白河桃子 すごい働き方革命

男性育休の課題を考える際に重要なのは「他社の女性が両立するためのリソースのタダどり」をしている会社が多いのではないか？ということです。
働きやすい企業にいる妻のリソースを使い、他社の夫は家事育児を丸投げしている。これが日本の現状。女性が両立しやすい会社こそ、もっと男性育休に対して声をあげるべきかもしれません。

じゃあ、実際にタダどりを防止するには？味の素のダイバー室担当執行役員野坂さんと対談した記事。

◆NIKKEI STYLE・白河桃子 すごい働き方革命「女性活躍だけじゃない 味の素、全社意識改革の理由」

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全体的に働き方改革が進んでいる御社ですが、他社との「働き方格差」も浮き彫りになってきませんか？ 　今、企業間での働き方改革進捗の差がものすごく開いてきていると感じているんです。例えば、味の素の社員と結婚した外部企業の社員が、御社のリソースにぶら下がるというような状況、起こっていませんか？

会社が制度を整えた結果、「だったら君、全部できるでしょ」とパートナーが家事を丸投げするのでは本末転倒ですからね。

野坂　そうならないように、3年前から外部社員のパートナーさんも一緒に参加できる両立支援セミナーもやっています。外部講師から「いくら制度が整っていても、家庭内でワンオペ育児になっていたら仕事は2倍に増えただけ。サポートをしっかりやっていきましょう」と激励していただいています。