イクボス企業同盟テレワーク分科会

4月10日はステキなwe work日比谷にて、イクボス企業同盟テレワーク分科会でした。

登壇企業はアフラック、カルビー、サントリー、ソフトバンク様。
なんとソフトバンクの法人営業部隊は、このwework日比谷にお引越し。フリーアドレスはもちろん、テレワークもできる環境で、席は社員の７割しか用意されていないそうです。これは面白いコラボですね。一部部門を、こうした環境に移すという実験的な働き方改革は面白いです。

皆様からの知見としては
１）最初は制限をつけていたが（対象者、頻度、時間、制限など）だんだん自由になっていく
２）全員に体験してもらうことは普及に必須。特に管理職。しかし、利用の濃淡はどうしても出る。チームリーダーのテレワークへの受け入れ姿勢にも左右される。
３）セキュリティ面などのIT投資が必要なので経営判断、経営陣のやる気が重要。
４）利用率は上がっても長時間労働是正とはまた別な話。労働時間は変わらない。（しかし通勤や営業の移動時間が減るので、可処分時間は上がるのではないか？その辺りは検証が必要）

労基法への対応で、例えば２２時以降のワークについてはどうしているのか？　あとからお聞きしたところ「ログの記録で管理し、２２時を１分でも過ぎていると、後からチームリーダーが呼ばれて注意される」などかなり厳密に管理していました。また管理職が労働時間を把握しやすいように自動で把握されるシステムも大事ですね。

次回があれば「テレワークがうまくいかない」ところは「コミュニケーションの再設計ができていない」場合が多いので、その辺りを聞いて見たいですね。テレワークとコミュニケーションの（ツールも含めて）の再設計とは同時進行するべきです。
社内チャットやスラックなど「リアルタイム」進行なものを使う企業が成功している企業で、メール中心の社内コミュニケーションではうまくいかないと思います。

カルビー（スナック）とサントリー（モルツ）とソフトバンクのおしゃれなノートというお土産付き。
こんなレベルの高い分科会が無償イベント。ぜひ皆さんもボスを説得していイクボス企業同盟へ！！！