大学授業・テーマ「働き方の近年の法案」
今日の大学の授業にて、働き方の近年の法案というテーマだったので、
まずは働くことと法律の関係をしってもらおうと、連合のワークルールテストにチャレンジしてもらいました。
すごくわかりやすいので、ぜひご覧ください。
その後、バイトについての経験をグループで話し合ってもらい、
また学んだことから、明らかに「違法では?』と思われることをあげてもらったら、
128名中66名が自分が体験した、または見聞きしたバイトでのブラックな部分を書いてきてくれました
。法律を学ぶと、何が違反なのか、わかるわけですね。
あ、ちなみに今東京近郊のバイトは時給1000円以上がほとんどです。
彼女たちの体験した違法な働き方は?
◎休憩をとらせてくれない(8時間、10時間ぶっつづけ)
◎サービス残業や深夜割り増しなしの残業
◎熱を出しても代わりを見つけないと休ませてくれない
◎勝手にシフトを組まれる
◎高校生(18才未満)を22時以降働かせる
◎辞めさせてくれない
◎割ったお皿の代金の請求や制服代の給与天引き
◎募集要項よりも時給が低い、または研修期間の時給のまま据え置かれる。
その他 店長が理由なく怒鳴る、切れるなど・・・
しかし彼女たちもしっかりしていて
「いつも3000円ぐらい少ないので、細かく計算して書いて出したら、ちゃんと出るようになった」など、
結構交渉していました。えらい!
また、人手不足なので、すぐに辞めてほかにいくなど。
バイト先の多くは人手のない飲食業界。
今の飲食業界がいかに学生バイト頼りで回っているか、よくわかります。
しかし『書面で契約」しているところも多く、また名前がわかるような大手は
ほとんど労働契約を守っています。昔よりはだいぶコンプライアンスが進化しているのかな。