講演情報：Women Impact Network
昨年、スウェーデン大使館で労働大臣来日の働き方改革イベントのモデレータをつとめました。そのご縁で今夜はSCCJ (Swedish Chamber of Commerce )Women Impact Networkで講演をさせていただきました。
このプログラムはSCCJから日本で働く女性たちに今年から提供されているもの。今日が３回目で、内容も以下の5分野で充実しています。
Success Diverse Community
Lean in
Business Skills
Japan Law & Culture
Mentoring (会員企業からメンターが提供される）
これが無償提供なのですから、ぜひぜひウォッチしてくださいね。
私が求められたのは
Facts and figures of how the trend of working women is in Japan.
Age groups of working women in Japan
Senior positions of working women in Japan
What is the blocking factors
ファクトと最新の数字から何が女性の活躍を妨げるのか、また今の日本の施策の最新情報を提供すること。
Data は内閣府男女局のアベノミクスでの女性活躍の進捗レポートの英文版から。そして、「ブロックしているのは何か」については、財務省のセクハラ研修の写真と炎上した某オムツのワンオペ育児CMをみせるところから始めました。
制度、政策を作る「政府」と文化、風土を作る「メディア」の同質性のリスクは無視できないものになっています。その同質性を作るのは『長時間労働」などの硬直的な働き方による足切り。その構造をさまざまなデータから解説しました。
最後にスウェーデンの企業が日本の企業と取引をするときに「女性の役職者比率と男性の育休比率」を気にしてほしい。そして打ち合わせに女性がいなかったら「なぜ女性の担当者がいないのか」を聞いてほしいとお願いしました。
そしてスウェーデンにとって6月は短い夏の始まりの大切な季節。最後はストロベリーケーキ（ベリー類が一斉に実をつける季節なので）をみんなで食べてネットワークパーティ。
