読売新聞10月1日、主婦の再就職本にコメント&奥田サロン「子育ても仕事もわたし流」 | 白河桃子オフィシャルブログPowered by Ameba

読売新聞10月1日、主婦の再就職本にコメント&奥田サロン「子育ても仕事もわたし流」

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10月1日は、なかなかおもしろい日でした。

読売新聞月野記者の記事「なぜ今主婦の再就職本がブームなのか」に
コメントしました。

そして、その夜、奥田サロン「子育ても仕事もわたし流」に参加。

ワーキングマザーの先輩たち(それもかなり元気な)が、
これから子どもを持つ世代に向けて
さまざまな仕事の仕方や子育てを語るサロン。

上海に息子さんと移住したシングルマザーの友人も
コメンテーターの1人。

私はライフネット生命の出口社長とともに、
思いもかけず第二部コメンテーターに。

奥田サロンで気づいた「女子X仕事」について二つのこと。

今後の女性活用には二つのテーマがあるということです。

「若いこれから子どもを持つ世代がいかに出産を超え働き続けるか?」
「眠れる資源、主婦だった女性の再活をどうするか?」

専業主婦の再就職のついて、発言する女性が二人。

「高学歴で良い会社にいた40代女性がパートにもなれない。パートの仕事を
探すことを「パー活」と呼んでいる」

「プチ起業したい主婦のフェアに6千人が集まった」

まさに子育てが終わった40代主婦の再就職、再活ブームなのです。

昔のような「お稽古で自宅サロン」のサロネーゼや「夫は仕事、私は趣味的な仕事」
という新専業主婦願望よりも、もっと切実なものを感じます。

それは「経済的に厳しい」から働きたいという願望。

「専業主婦を選び、もう働かなくてもよかった。約束が違う」という人も
結構いると思います。

現在働きたい女性全員342万人が就業すると、日本のGDPにして1.5%増。

しかしブランクが長い女性の再就職は非常に難しく、
年収300万円以上稼ぐ人はわずか10%。

一度無業になると、高学歴女性でも年収をあげるのが厳しい日本の現実。

「出産を超えても働き続けられる」柔軟な働き方を推進すると同時に
「子育て後主婦の再活」にも力を入れなくてはいけませんね。

例えば、20代前半に産んで、子どもが3歳ぐらいに就職するような
「子育て後新卒」があってもいいと思います。

ライフネット生命は30歳まで「新卒扱い」だそうです。



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