ついにリクルートが婚活市場に参戦! | 白河桃子オフィシャルブログPowered by Ameba

ついにリクルートが婚活市場に参戦!

ついにリクルートが婚活市場に参戦!
かねてから結婚後市場(ブライダル市場)を牛耳っていたリクルートが、
ついに結婚前市場(婚活市場)に参戦です。

業界にとっては黒船参入というところでしょうか?

しかも既存の各社が掲げている「条件検索」ではなく、
価値観による「アルゴリズム」マッチング。

さすがリクルートは鋭い!

私はかねてから「条件検索」婚活の限界を主張してきました。

お互いに「条件」ばかり言い合って、マッチングが難しいのが今の婚活市場。
最近凄腕の仲人さんの間では、「勝手紹介」というべき
紹介がみられます。

もう条件は聞かないで、「合いそうだな」と思う人同士を勝手に紹介するというもの。

もちろん、個人の「人となり」がわかってからのことですが、
そういうことをやっている仲人さんは成功しています。

なぜなら、今の婚活市場では「身長164センチだけど、いい人だから
身長165センチ以上が希望の人に紹介する」ような
意外性あるマッチングが必要とされているんです。

当人たちの掲げる条件なんて、いくら聞いても結婚できないと
プロはよくわかっています。

そこで、条件婚活の代わりに次は「アルゴリズム婚活」が来ると思っていたのですが。
すでに業界でも、アルゴリズム方向に舵をきろうとしているサービスもあります。

リクルートの婚活はまさにそれです。

「結婚情報誌「ゼクシィ」のユーザーデータに基づいた140問の価値観診断により、自身のライフスタイルやソーシャルスタンスなどの特徴と“パートナー価値観”を診断。その結果を基に、リクルートのマッチングノウハウによる独自アルゴリズムで科学的に価値観の近さを判定、パートナー候補者を紹介するという」

米国にはe-hermonyという有名なアルゴリズム婚活サイトがあり、設問に答えると
「あなたにあう人はこの人」と紹介してくれる。しかし合う人がいなければ、「なし」になる。
e-hermonyで「あなたに合う人はいません」と診断された人だけのサイトがあるぐらい
厳しいそうです。

リクルートのサービスは日本版のe-hermonyになるのでしょうか?

いずれにせよ、大変先が楽しみです。
3月14日からサービス開始とのことです。

TwinCue(3月14日オープン)
 http://twincue.com/
 プレスリリース
 http://www.recruit.jp/group/groupnews/attachement/20120313_GR.pdf


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