コーチ・ヒーラーが市場で淘汰されないための“キャズム理論”入門

●　コーチ・ヒーラーが市場で淘汰されないための“キャズム理論”入門

こんにちは。

プロ歴14年、最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして“10年後も使える”ビジネス実務とアカデミアを、
超具体的なステップでマスターする「なかだ塾」主宰の中田です。

■ 夏のブートキャンプ終了と9月からの新企画

夏の出放題ブートキャンプは来週の「なかだ塾ワークス　コーチング編」「追加開催　なかだ塾ワークス　コーチング編」で一旦最後となります。

・なかだ塾ワークス美容気功2025年　月曜日の部より「マナクリーム」の評判が凄いです！施術でめちゃ結果も出ている報告を頂いています＾＾

9月からは、第3週の週報会を「なかだ塾ワークス　ビジネス編」の2時間セミナーに切り替えて試してみたいと思っています。

初回は「キャズム」「MBAマーケティング」「売れるもマーケ当たるもマーケ　マーケティング22の法則」など、マーケティング古典のどれか1冊を題材に対話形式で進めます。

みなさんが「あまりにも知識が足りない！」と痛感しており（きっと本人たちもこのままではまずいと思っているはず。思っていなかったらそれはそれで危機感が足りなくてヤバイのですが）、

今から200冊以上の古典を読み切るのは社会人にとって現実的ではありません。だからこそ、僕にしかできない「使える古典解説講座」を展開していきます＾＾

■ キャズム理論とは？

今回取り上げるのは「キャズム　ハイテクをブレイクさせる超マーケティング理論（2002年初版）」。

市場には5つの層があります。

イノベーター（ハイテクオタク）
アーリーアダプター（ビジョン先行派）
アーリーマジョリティ（価格・品質重視派）
レイトマジョリティ（みんな使っているから派）
ラガード（ハイテク嫌い）

・AIに作ってもらいました。

特に「アーリーアダプター」と「アーリーマジョリティ」の間には巨大な溝＝キャズムがあり、ここを越えられずに多くの企業が淘汰されるのです。

例えば、新しい気功技術を作ったとしましょう。市場に届ける際は、必ずイノベーター（ハイテクオタク）からこの順に駒を進める必要があります。

■　市場の層の解説

ハイテクオタク（イノベーター）の関心は新しいテクノロジーであって、製品が何に役立つかということは二の次です。楽しむためだけに、新製品を購入することも少なくありません。新しいiPhoneやAppleVisionProなどが出たら、すぐに最新のものに買い替え続けるそんな層です。

ビジョン先行派（アーリーアダプター）は、イノベーターと同じように、ライフサイクルのかなり早い時期に新製品を購入します。しかし、技術志向ではありません。新しいテクノロジーがもたらす利点を検討、理解し、それを正当に評価しようとし、抱えてる問題にテクノロジーを適用しようと考えます。

品質重視派（アーリーマジョリティ）は、実用性を重視します。なので、他社の導入事例を確認してから購入しようとします。このビジョン先行派（アーリーアダプター）→品質重視派（アーリーマジョリティ）の溝であるキャズムを越えるためには、実用的であるという証明が必要になります。

つまり、ビジョンVS実用性でギャップがあり、そもそも層が違うためにアプローチが異なるために、キャズムを超えられない企業が後を絶たないわけです。

みんな使っているから派（レイトマジョリティ）は、さらに遅れていて、製品の購入が決まった後でも自分んで使うことに多少の抵抗を感じます。業界標準が確立されるのをひたすら待ち続けて手厚いサポートを受けるために、実績の大企業から商品を購入したがる傾向にあります。

ハイテク嫌い（ラガード）は、ハイテク製品を買いません。この層はハイテクがオワコンになって目に見えなくなった時に、必要に迫られて購入することしかありません。

■ なかだ塾に当てはめると？

なかだ塾マスタークラス、マスタークラス２実践編 → イノベーター／アーリーアダプター向け
なかだ塾オンライン版 → アーリーマジョリティ向け

イノベーターは「新しい」こと自体に価値を感じる層。最新のiPhoneやVisionProをすぐ買う人たちです。

アーリーアダプターは「利点や応用可能性」を評価し、自分の課題解決に使えるかを考えます。

一方で、アーリーマジョリティは「実用性」と「導入事例」を重視。

つまり、キャズムを超えるには「効果を証明する先行事例と手厚いサポート」が欠かせないのです。

ハイテク製品がアーリー・アドプターからアーリーマジョリティへ市場を拡大しようとするときには、「先行事例と手厚いサポートを必要とする顧客を、有効な先行事例と強力なサポートなしで攻略しようとしている」という事実を肝に銘じなければならないということだ。

これこそがキャズムであり、これまで多くの不用意なスタートアップ企業がそのなかに消えていった。しかし、再三そのような事例を目にしているにもかかわらず、このキャズムが正しく認識されているとは言い難い。ｐ３４　同書

キャズムハイテクをブレイクさせる超マーケティング理論

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キャズムver．2 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論 [ ジェフリー・A．ムーア ]

楽天市場

「先行事例と手厚いサポートを必要とする顧客を、有効な先行事例と強力なサポートなしで攻略しようとしているこれこそがキャズムであり、これまで多くの不用意なスタートアップ企業がそのなかに消えていった」

ってのはなかなか重たい話です。

■ 認知科学コーチングとキャズム

実は、ここ数年でアップデートされた「次世代認知科学コーチング理論」も同じ。

いま検索すると公開情報にもかかわらず、僕や生徒のブログくらいしか出てこない。つまり、まだイノベーター〜アーリーアダプターの段階です。

キャズムを越えるためには、アーリーマジョリティが求める「検証済みの事例」と「強力なサポート」が必要になります。これを越えられなければ、理論は広がらずに消えていく可能性すらあります。

逆に越えられれば、数年後には業界の“当たり前”になっていくでしょう。

実は今活動されているプロの方でも、次世代認知科学コーチング理論が理解できていない人たちはたくさんいるのです。（エンドユーザーであって、アーリーマジョリティ層なので。）

今チャンスといえば、チャンスなわけですね。

大衆とマスタリー候補生

僕はよく「大衆向け」か「マスタリー候補生向け」かどちらかを選んでビジネスをしましょう！

といいますが、大衆とは、

アーリーマジョリティ（価格・品質重視派）
レイトマジョリティ（みんな使っているから派）

と言い換えることもできますね。

マスタリー候補生とは、

イノベーター（ハイテクオタク）
アーリーアダプター（ビジョン先行派）

でもあります。

キャズム理論で観てきたように、まったく違うアプローチが求められるのです。

ビジョンやロマンを求めるのが、マスタリー候補生やマスタリーなのです。

■ 9月のビジネス編でやること

もし第3週の週報会を「なかだ塾ワークスビジネス編」に変更した場合は──

「キャズム理論をどうビジネスに落とし込み、実際に使うのか？」

ここまで徹底的に解説していきます。

もちろん、気功・コーチング業界のリアルな実例を交えて。（もしかすると業界初の試みかもしれません！）

こうして「古典をどう実践に活かすか？」を解説するのが、僕のスタイルです＾＾

お楽しみに～。

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僕が知る限り、
ヒーラー業界における「第3の道」という独自ノウハウを数多く持ち、
**ゼロから3年目で最も成果が出ているのが「なかだ塾」**だと自負しています。

全員がビジネスを希望されるわけではありませんが、2025年だけでも、、、

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